内容説明
潜りの少年デリヘル、芸術劇場裏の通り魔殺人、謎の人体損壊ＤＶＤ…ストリートの危険な青春を、光速の切れ味で描く。新世代ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ｍｍｔｓ（マミタス）
48
不覚にもラーメン屋の話には感動した。女の子が良かったなあ。ようやく、安住の地で美味しいものを食べられて本当に良かった。ちゃっかりゼロワンがファミレスなのにラーメン屋から出前してるけど、それが池袋ウエストゲートパークの良いところ。タクシーのおじさん、ちょっと可哀想かな。孫は他人だし。ビルマ人の男の子も切なくなる。そして、最後は石田衣良さんらしい展開。さすがに、自殺志願者だろうが、それをビジネスにするのは、なかなかヘビーだわ。それに、さすがに山形県はあんなに田舎じゃない。何故に山形県をチョイスするのよ。不快。2015/07/19
aax74370
33
★★★★☆ IWGP４冊目。タイトルの「電子の星」が、グロいスナッフ小説でしたが、面白かった。ニコラスケイジの8mmという映画を思い出しました。。。このシリーズ 読みやすくて、面白いです。 2014/01/28
zoe
19
4巻を読みながら、モヤモヤした気持ちが何か気付いた。剣客商売を読んでいた時の気持ちに似てないだろうか。でも時代背景も違うし。全然違うという人も多いだろうとは思いますが。休みは始まったので、5巻に手を伸ばそうっと。2017/08/11
あおさわ
13
今回はすべてじわっと泣かされました。「電子の星」…「おろち」以来切断物はトラウマだったので正直きつかったんですが爽やかな負け犬たちのおかげですっきり読了。あとキングとマコトはＷツッコミだったと気づきました。2011/05/05
ちゃちゃ
12
いやぁ、今回は読むのがちょっときついお話でしたなぁ。サヤーは可愛かったけれど、マコト君の考えたオトシマエがコワスギタ。タカシ君も言ってたけどね。そして、それまでのお話を全てかき消してしまうような暗闇ショー…。夢に出てきそうだ。2021/02/11
