出版社内容情報
【この本をお薦めします!~紀伊國屋書店本町店・百々典孝】
18年前の日航機墜落事故、新聞社での紙面づくり、親子の葛藤。男の人生とは何か?という問いに対する横山秀夫氏の答がここにあります。仕事に、親子関係に、そして人生に少し疲れた方にこそ是非お薦め。
【この本をお薦めします!~紀伊國屋書店松山店・秋田元二】
友情とは、家族とは、会社とは。世の中の不条理と人と人とのつながりを見事に描き切った小説。トイレに行くことさえ我慢して一気に読んでしまいたい圧倒的なおもしろさ。読み終わった後、思わず微笑んでしまう、心の爽快感がたまらない!
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内容説明
北関東新聞の古参記者、悠木和雅は、同僚の元クライマー、安西に誘われ、谷川岳に屹立する衝立岩に挑む予定だったが、出発日の夜、御巣鷹山で墜落事故が発生し、約束を果たせなくなる。一人で出発したはずの安西もまた、山とは無関係の歓楽街で倒れ、意識が戻らない。「下りるために登るんさ」という謎の言葉を残したまま―。未曾有の巨大事故。社内の確執。親子関係の苦悩…。事故の全権デスクを命じられた悠木は、二つの「魔の山」の狭間でじりじりと追い詰められていく。
著者等紹介
横山秀夫[ヨコヤマヒデオ]
昭和32(1957)年東京生まれ。国際商科大学(現・東京国際大学)卒業後、上毛新聞社に入社。12年間の記者生活の後、フリーライターとなる。平成3年「ルパンの消息」が第9回サントリーミステリー大賞佳作に。同10年に「陰の季節」で第5回松本清張賞受賞。同12年「動機」で第53回日本推理作家協会賞短編部門賞を受賞する
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感想・レビュー
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