点と線

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点と線

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  • サイズ A5判/ページ数 225p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784163210902
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

福岡市の香椎海岸で発見された男女の死体。汚職事件渦中の某省課長補佐と愛人の心中と誰もが思ったが…。清張推理の原点が、思い出の昭和30年代が、風間完画伯の美しい挿画でよみがえる。

著者等紹介

松本清張[マツモトセイチョウ]
1909年福岡県小倉市(現・北九州市)生まれ。53年「或る『小倉日記』伝」で第28回芥川賞受賞。56年、それまで勤めていた朝日新聞社広告部を退職し、作家生活に入る。92年8月4日死去

風間完[カザマカン]
1919年東京都生まれ。38年東京高等工芸学校(現・千葉大学)卒業。新制作協会会員。松本清張の「天保図録」「昭和史発掘」「霧の会議」をはじめ、五木寛之「青春の門」池波正太郎「真田太平記」司馬遼太郎「翔ぶが如く」など、さまざまな作家の連載小説に挿画を寄せている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろし

44
何気ない市井の風景から物語は始まるが、心中事件を調べていくと不自然なものが見つかり、事件の真相に疑問を抱いた刑事が捜査を重ねると犯人の巧妙な仕掛けにたどり着く…。「4分間のトリック」で有名な、鉄道ミステリーの先駆け的作品である。女性心理の機微を描いているのだが、清張という人はなぜここまで女性心理が書くけるのだろうと不思議に思えるほどである。2018/03/05

湖都

11
先日読んだ恩田陸『ドミノ』の一節に出てきたため、読んでみた。まず、昔懐かしい時刻表トリックが逆に新鮮で、主人公が犯人の飛行機利用を思いつかないところに時代を感じた。青函連絡船だし。60年も前の本なので当たり前だ。飛行機に関しては現代の国内線なら偽名で乗れるから、トリック自体が必要ない。時代を感じたり主人公が右往左往するのがもどかしいが、文章は簡潔で分かりやすい。それに、一瞬しか出てこない亮子という女の執念が強く感じる一作だ。2018/12/12

Munedori

8
三原刑事の推理に「飛行機は?」とツッコミを続けてた私。電報というところに時代を感じる。もっと早い時期に読みたかった。2016/02/03

こ〜じろ〜

6
有名な作品ではありますが、特に凄みを感じたということはなかったです。時間のトリックなどは少しわかりづらくもありました。しかし、いろんな視点に立って始終行われる考察には、まるで自分も推理しているような臨場感があってとても良かったです。最後手紙ですべてを締めくくるあっけなさが、変にリアルで僕は好きですね。挿絵に関しては特に何も感じず読み進めていきましたが、読後にもう一度ペラペラめくって見てみると、なんとなく良い味が出ていました。2014/07/30

ホレイシア

5
昔のテレビドラマから入ったクチだが、やっぱ基本でしょう。2008/01/01

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