内容説明
春秋時代、絶世の美女の、烈しくうつくしい生。中国古代王朝の光と風をみごとに甦らせた名篇。平成三年、直木賞受賞作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
張
1
数年前に読んで途中で挫折してしまって放置してた作品にチャレンジというかリベンジ?今度こそ読んでしまおうと……。後半、夏姫の出番があまりなかったのでさくさく読み進めることができた。宮城谷先生が描く女性としては夏姫がただ綺麗な女性というのが珍しかった。たいていは賢くて聡明で美しいと、後世に名を残すような偉人に相応しい女性なのだが(苦笑)。2015/06/23
雲國斎
0
とっつきにくそうで,読むのをためらっていたが,読み始めればさほど難しいことはなかった…という感じ。2009/08/07
多分、器用です
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人間関係とか名前とか世界観に入りづらい。2012/04/02
ataka
0
蒙昧な太子夷が楚での人質生活を経て、名君への一歩を踏み出し始める姿がいい。志し半ばで裏切りに遭ったことが残念でならない。2011/02/24
桜沢
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とりあえず早く下巻が読みたいです。気になるのは、夏姫は最初の相手が実の兄だったことに関して、何かしらの感情を抱いてはいないのでしょうか…?それとも彼女にとってそれは当り前だったのでしょうか。それが不思議。2011/01/29