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陸影を見ず

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  • サイズ B6判/ページ数 277p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163197005
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

海は「見慣れた」という言葉を許さなかった。全航程30000kmの60日間無寄港航海。渦巻く怒号と非難の中、プルトニウム輸送船「曙丸」は、ひたすら茫漠たる海洋を往く―。生きていくための知恵と勇気が湧いてくる曽野流「航海日誌」。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のりこ

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さすがの文章に読んだ感!2014/03/31

新山下

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日本は海に囲まれた国でありながら意外に海洋文学が少ない。また女流作家による海を舞台にした小説も珍しい。海は冒険の舞台で、主人公はプルトニュウム輸送という特異な任務であるが、単調で凡庸な仕事につく。使命は果たされ仕事は成功した。高村薫の「神の火」では核施設がテロリストに攻撃され、破壊される。いずれも原子力をテーマにした女流作家の作品。2013/02/07

Maria

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プラトニウムを運ぶ話で、事実を物語にしているが、途中で挫折してしまった。2012/12/07

まりかず

0
女性が男の世界をここまでよく表現できたなと思う。自分には未知のことだらけで興味深い内容だった。2012/11/09

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