出版社内容情報
人々が気づいていないニーズを明らかにし、飛躍的な発想で問題を解決するためには「デザイナーのように考える」ことが必要だ。世界的デザインファームIDEOのCEOみずからその真髄を説く。
目次
はじめに――デザイン思考のパワー
パート1 デザイン思考とは何か?
第1章 デザイン思考を知る――デザイン思考はスタイルの問題ではない
第2章 ニーズを需要に変える――人間を最優先に
第3章 メンタル・マトリクス――「この人たちにはプロセスというものがない!」
第4章 作って考える――プロトタイプ制作のパワー
第5章 初心にかえる――経験のデザイン
第6章 メッセージを広げる――物語の重要性
パート2
第7章 デザイン思考が企業に出会うとき――釣りを教える
第8章 新しい社会契約――ひとつの世界に生きる
第9章 デザイン・アクティヴィズム――グローバルな可能性を秘めたソリューションを導き出す
第10章 いま、未来をデザインする
謝辞
編集部あとがき
内容説明
人々が気づいていないニーズを探り出し、飛躍的な発想で生活を豊かにする―それが「デザイン思考」だ。これを研究・開発部門だけでなく全社的に浸透させれば、組織は持続的にイノベーションを生み出すことができる。その推進役として名を馳せているのが、これまでアップルのマウスなど画期的なプロダクトを手掛けてきたデザイン・ファームIDEO。いまやイノベーションの代名詞となっている同社のCEOみずから、現代におけるデザインとイノベーションの必要性を熱く語り、組織を蘇らせる方法を明かす。
目次
1 デザイン思考とは何か?(デザイン思考を知る―デザイン思考はスタイルの問題ではない;ニーズを需要に変える―人間を最優先に;メンタル・マトリクス―「この人たちにはプロセスというものがまるでない!」;作って考える―プロトタイプ製作のパワー ほか)
2 これからどこへ向かうのか(デザイン思考が企業に出会うとき―釣りを教える;新しい社会契約―ひとつの世界に生きる;デザイン・アクティヴィズム―グローバルな可能性を秘めたソリューションを導き出す;いま、未来をデザインする)
著者等紹介
ブラウン,ティム[ブラウン,ティム][Brown,Tim]
世界屈指のデザイン・ファームIDEOの社長兼CEO。イギリス生まれ。1987年にビル・モグリッジ率いるデザイン会社IDツーに入社。1991年、三社合併によってIDEOが誕生した後は、同社でサービス、インタラクション、エクスペリエンスのデザインに携わり、同社のヨーロッパ部門を統括した。2001年に創業者であるデイヴィッド・ケリーからCEOの職責を引き継いだ直後にドットコム・バブルの崩壊に直面したが、まさにデザイン思考を自社に応用した組織再編で難局を乗り切った
千葉敏生[チバトシオ]
翻訳家。1979年神奈川県生まれ。早稲田大学理工学部数理科学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。