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グーグル時代の情報整理術

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  • サイズ 新書判/ページ数 366p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784153200098
  • NDC分類 007.5
  • Cコード C0265

内容説明

子どもの頃から失読症でものを覚えるのに苦労している私は、どのようにして認知科学の博士号を取得し、グーグルのCIO(最高情報責任者)まで務めたのか。押し寄せる情報に対処するには、まずは社会や自分自身が課す制約をうまくかいくぐって、脳にストレスを与えないことだ。また、情報はクラウドに預け、整理するのではなくて検索する術を身につけること。いま世界が注目する情報の達人が、自らの体験を交えながら、「整理術の原則」を伝授。またGメールやグーグル・カレンダーなどの知る人ぞ知る活用法も公開する。

目次

1 自分を客観的に見つめ直す(自らの脳を探る旅―カクテル・パーティとキャプテン・クランチ;どうしようもなく間違った現代社会の仕組みと向き合う―夏休み、郊外生活、工場の勤務時間 ほか)
2 新時代の整理術を身に付ける(検索が重要なワケ―テイラー・システムとトラッパー・キーパーに別れを告げて;検索技術をマスターする―フランスのパリか、ラスベガスのパリスか? ほか)
3 大小さまざまな困難に打ち克つ(注意の散漫をなくし、仕事に集中する方法―脳の負担を抑える;仕事とプライベートを融合させる方法―浜辺でメールをチェック ほか)
エピローグ 考えるな、滑れ!

著者等紹介

メリル,ダグラス・C.[メリル,ダグラスC.][Merrill,Douglas C.]
元グーグル社の最高情報責任者(CIO)。タルサ大学で社会的・政治的組織について学んだあと、プリンストン大学で心理学の修士号・博士号取得。ランド研究所で情報科学を研究し、チャールズ・シュワブ副社長などを経て、2003年にグーグルに入社。CIOとエンジニアリング部門の副社長として、翌年の株式公開をはじめとする多くの分野で貢献した。その後音楽大手のEMIに移り要職を務めたのちに退社。現在は世界各地での新規ビジネスの立ち上げに参画したり、イノベーションや組織について講演したりするなど、精力的に活動して世界の注目を集めている

千葉敏生[チバトシオ]
翻訳家。1979年神奈川県生まれ。早稲田大学理工学部数理科学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

月世界旅行したい

7
Gメールのすすめ、その他もろもろ。2014/12/19

BIDDULPH

3
G-mailの検索能力はすごいのだが、全て見られているような怖さも感じる。退屈な研究大会の合間につけた付箋は32枚。ねぎノートに格納しようと思う。2010/12/03

らんまる

3
割とありきたりな内容。大したことは書いていない、中途半端な本。2010/11/21

mixa59

3
真の整理術は、危機が発生しても"今"を生きる力が残っていることだ。に同感2010/06/24

Kou Shingai

2
Googleの元CIO(最高情報責任者)ダグラス・C・メリル氏が書いた情報整理に関する本。著者は失読症というハンディを抱えていた。しかし、その経験が反対に情報整理を磨くきっかけとなり、認知科学の博士号まで取得した。この本の特徴は「万人共通の整理術はない」と言っている点。これは個々人が抱える環境、能力などによる制約から人によって適合する方法は異なるという考えからくる。その上で、整理に対する考え方、テクノロジーを利用した具体例などを紹介している。個人的に最も共感したことが現代で情報を整理する上で大切な事柄とし2015/02/11

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