三体

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  • サイズ 46判/ページ数 447p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152098702
  • NDC分類 923.7
  • Cコード C0097

出版社内容情報

父を文化大革命で亡くし、人類に絶望した中国人エリート女性科学者・葉文潔。彼女が宇宙に向けて秘密裏に発信した電波は、惑星〈三体〉の異星人に届き、地球を揺るがす大災厄を招くことに……! 中国で社会現象となったアジア最大級のSF小説、ついに登場!

内容説明
物理学者の父を文化大革命で惨殺され、人類に絶望した中国人エリート科学者・葉文潔(イエ・ウェンジエ)。失意の日々を過ごす彼女は、ある日、巨大パラボラアンテナを備える謎めいた軍事基地にスカウトされる。そこでは、人類の運命を左右するかもしれないプロジェクトが、極秘裏に進行していた。数十年後。ナノテク素材の研究者・汪森(ワン・ミャオ)は、ある会議に招集され、世界的な科学者が次々に自殺している事実を告げられる。その陰に見え隠れする学術団体“科学フロンティア”への潜入を引き受けた彼を、科学的にありえない怪現象“ゴースト・カウントダウン”が襲う。そして汪森が入り込む、三つの太陽を持つ異星を舞台にしたVRゲーム『三体』の驚くべき真実とは?本書に始まる“三体”三部作は、本国版が合計2100万部、英訳版が100万部以上の売上を記録。翻訳書として、またアジア圏の作品として初のヒューゴー賞長篇部門に輝いた、現代中国最大のヒット作。

著者等紹介
劉慈欣[リウツーシン]
1963年、山西省陽泉生まれ。発電所でエンジニアとして働くかたわら、SF短篇を執筆。『三体』が、2006年から中国のSF雑誌“科幻世界”に連載され、2008年に単行本として刊行されると、人気が爆発。“三体”三部作(『三体』『黒暗森林』『死神永生』)で2100万部以上を売り上げた。中国のみならず世界的にも評価され、2014年にはケン・リュウ訳の英訳版が行刊。2015年、翻訳書として、またアジア人作家として初めてSF最大の賞であるヒューゴー賞を受賞。また、原作短篇「さまよえる地球」が『流転の地球』として映画化、春節中の中国での興行収入が3億ドル(約330億円)に達したと報じられた。今もっとも注目すべき作家のひとりである


大森望[オオモリノゾミ]
1961年生、京都大学文学部卒。翻訳家・書評家。訳書多数

光吉さくら[ミツヨシサクラ]
翻訳家、訳書多数

ワンチャイ[ワンチャイ]
翻訳家、訳書

立原透耶[タチハラトウヤ]
1969年生、作家・翻訳家。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

内容説明

物理学者の父を文化大革命で惨殺され、人類に絶望した中国人エリート科学者・葉文潔(イエ・ウェンジエ)。失意の日々を過ごす彼女は、ある日、巨大パラボラアンテナを備える謎めいた軍事基地にスカウトされる。そこでは、人類の運命を左右するかもしれないプロジェクトが、極秘裏に進行していた。数十年後。ナノテク素材の研究者・汪森(ワン・ミャオ)は、ある会議に招集され、世界的な科学者が次々に自殺している事実を告げられる。その陰に見え隠れする学術団体“科学フロンティア”への潜入を引き受けた彼を、科学的にありえない怪現象“ゴースト・カウントダウン”が襲う。そして汪森が入り込む、三つの太陽を持つ異星を舞台にしたVRゲーム『三体』の驚くべき真実とは?本書に始まる“三体”三部作は、本国版が合計2100万部、英訳版が100万部以上の売上を記録。翻訳書として、またアジア圏の作品として初のヒューゴー賞長篇部門に輝いた、現代中国最大のヒット作。

著者等紹介

劉慈欣[リウツーシン]
1963年、山西省陽泉生まれ。発電所でエンジニアとして働くかたわら、SF短篇を執筆。『三体』が、2006年から中国のSF雑誌“科幻世界”に連載され、2008年に単行本として刊行されると、人気が爆発。“三体”三部作(『三体』『黒暗森林』『死神永生』)で2100万部以上を売り上げた。中国のみならず世界的にも評価され、2014年にはケン・リュウ訳の英訳版が行刊。2015年、翻訳書として、またアジア人作家として初めてSF最大の賞であるヒューゴー賞を受賞。また、原作短篇「さまよえる地球」が『流転の地球』として映画化、春節中の中国での興行収入が3億ドル(約330億円)に達したと報じられた。今もっとも注目すべき作家のひとりである

大森望[オオモリノゾミ]
1961年生、京都大学文学部卒。翻訳家・書評家。訳書多数

光吉さくら[ミツヨシサクラ]
翻訳家、訳書多数

ワンチャイ[ワンチャイ]
翻訳家、訳書

立原透耶[タチハラトウヤ]
1969年生、作家・翻訳家。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

1142
評判の中国SF『三体』に耽溺する。地球から4光年離れたリアルな三体星系とバーチャルな幻想の三体時空間と、大きなスケール感で迫る。しかも、この長編の起筆部は、文革によって大興安嶺に下放(辺地に追放し、再労働教育・革命教育を施す)された天体物理学者、葉文潔の記述から始まる、中国現代史を如実に踏まえた記述は迫真のリアリティに満ちている。唯一の不満は、知識人の集まりである地球三体協会(一枚岩ではないが)の目的が、人類の自浄を見限って、三体星人に依存しようとするところだ。その短絡的な弱気は、文革以来長年の圧政に⇒2020/04/09

W-G

1133
連休を利用して着手。予想していたほどは読みづらくなかった。科学/物理学への言及箇所は流し読みしても大丈夫。人名を中国発音で読むか、そのまま日本語で読むかによっても、読むスピードが大きく変わりそう。内容の方は、まだこれだけではなんともいえないところ。この一冊でストーリー全体の『序』の部分にしかなっていないので、評価の確定は後の二作次第。今のところ、しっかり面白い。スケールが大きすぎて、民間人の船を輪切りスライスすることが普通に見えてしまうから恐ろしい。この三部作、中国語版だけで2100万部らしい…。2019/08/26

パトラッシュ

831
圧倒的なスケールと豊富なアイデアに科学描写、エンタメのツボを押さえたストーリーなど、SFとしては文句ない。しかし従来のファーストコンタクトあるいは地球侵略テーマ作品と決定的に違うのは、葉文潔を筆頭に「人類に絶望して地球が侵略され滅亡するのを望む」人間を描いている点。葉が三体世界を招いたのは父を殺した文化大革命に復讐するためなら、文革を発動した毛沢東が人類滅亡の種をまいたことになる。いわば影の巨悪は毛沢東であり、少し読み替えればディストピアたる地球を守る人々を描く痛烈な中国共産党批判の政治小説に化けるのだ。2019/07/30

青乃108号

726
まず凄まじい情報量に圧倒される。そして抜群に面白い。読み終えるのに休日の2日間まるまる潰してしまったが、読後これ程の充足感を味わったのは初めてだ。序章の段階でこれだけ読者を惹き付けるパワーを持ったこの作品、全て読み終えるまでは生きていたい。これ以上、今は語る言葉を持たない。2022/09/30

absinthe

719
面白い!すごい才能が出てきたんじゃない?とにかくアイデア豊富で飽きさせない。荒唐無稽になる寸前で巧妙に次のネタを出してくる。中国の負の歴史もダイレクトに描写し、人類が立ち向かうべき危機と暗黒の歴史が重畳される手法も見事。歴史の河の大きなうねりを感じる。人間を並べて人列方陣コンピュータが動く描写など圧巻で、システムエラーを引き起こす部分にニヤリ。理系に大きく振れた作品だが文系の人にも面白いと思う。謎も神秘的で、いつも目の前の程よいところにぶら下げてくれる。2020/01/20

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