滅亡へのカウントダウン〈下〉―人口大爆発とわれわれの未来

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滅亡へのカウントダウン〈下〉―人口大爆発とわれわれの未来

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  • サイズ B6判/ページ数 364p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152094261
  • NDC分類 334.3
  • Cコード C0040

目次

第3部(承前)(崩れゆく世界―パキスタン;アヤトラは与え、奪う―イラン)
第4部(縮小と繁栄―日本;明日―ネパールとインド;安全なセックス―タイ)
第5部(地球という公園―バランスを保つために;人類が減った世界―われわれの行方)

著者等紹介

ワイズマン,アラン[ワイズマン,アラン] [Weisman,Alan]
アメリカのジャーナリスト。1947年ミネアポリス生まれ。ノースウェスタン大学でジャーナリズムの修士号取得。著書『人類が消えた世界』(2007年、邦訳は早川書房刊)は、『タイム』誌の2007年ベストノンフィクションに選出されたのをはじめ、Amazon.comやiTunesオーディオブックの年間ベスト(ノンフィクション部門)でも第一位を獲得し、34の言語に翻訳される世界的ベストセラーとなった。さらに全米批評家協会賞、レイチェル・カーソン賞など多くの賞の最終候補にもなり、中国国家図書館の文津図書賞を受賞している

鬼澤忍[オニザワシノブ]
翻訳家。1963年生まれ。成城大学経済学部経営学科卒。埼玉大学大学院文化科学研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

GASHOW

9
上下巻、一気読みでした。日本は、少子化を問題としていますが。人口減少社会の最適化が、世界を救う道かもしれない。日本人のセックスレスも、各国のコンドーム配布より効果があるかも。2026年には、水不足からの問題となることが予想されている。あと20億人の人口増後の社会は、想像を超えるようだ。2014/04/29

BLACK無糖好き

6
下巻では日本の人口減少も取り上げている。補給可能なペースで資源を獲得してリサイクルできる最適な人口に到達し、人間を養う地球との均衡が達成でき、その理想的水準を維持することはそれ以上成長しないことを意味するが、人間は成長なしに繁栄できるだろうか?日本は否応なくそれを試みる最初の近代国家になる(p81)。地球の身の丈に合わせるために養わなくてはならない個体の数を減らすことを自然が人類に代わってやろうと介入してくる前に、日本は先手を打っている。実際の所、我々はそんな意識は持っていないだろうが(^^;;。2015/04/30

そらのひつじ

6
上巻に続いて世界の人口問題事情が鮮明で、日本の現状も取り上げられる。少子化が問題の日本だが、世界から見れば、社会を安定させつつ人口を縮小させるヒントがあるようだ。また脱成長というと、批判や反発の声も多いが、世界的な人口爆発を直視すれば、やはり絵空事だと切り捨てられないだろう。 終盤には、人口が減っても一人あたりの消費が増加すれば環境負荷は改善しないとの主張もあった。本書では触れられていなかったが、日本の「欲しがらない若者」の傾向も、むしろ安定した地球を持続させるためのヒントになるかもしれない。2014/02/19

うえはらちから

5
人口が増えすぎたらどうなるのか。食料が足りなくなり環境への負担も増加。悲観的な未来しかない。今の日本の少子化はいいことではないいのか。なのになぜ、少子化を嘆いている人がいるのか。やはり何が正しいのかはわからない。しかし他の国の男性は性欲がすごいのな。日本の人口の削減の理由がセックスレスというのはさすが、未来をいってると思った。2019/08/12

ishicoro

5
イスラム社会では国家勢力図を変えるために多くの子供を持つような戦略が取られることが多く有るというのは今後も懸案となる話ですね。下巻では日本の話も取り上げられ、これから人口が減る中で日本がどう人口逆ピラミッド社会を乗り切るのか、注目されているわけで。世界中の貧困がなくなっていくなかで、子供の出生率を減らすための避妊政策なども並行して行わないと人口爆発は避ける事はできない。水不足、食料不足、エネルギー不足、地球温暖化などなど、この先人口増加を起因とした様々な問題が起こるのは避けられない気がしました。2014/07/12

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