イノベーションの達人！―発想する会社をつくる１０の人材

ケリー，トム〈Ｋｅｌｌｅｙ，Ｔｏｍ〉/リットマン，ジョナサン【著】〈Ｌｉｔｔｍａｎ，Ｊｏｎａｔｈａｎ〉/鈴木 主税【訳】

早川書房（2006/06発売）

• サイズ A5判／ページ数 300p／高さ 22cm
• 商品コード 9784152087362
• NDC分類 501.8
• Cコード C0034

内容説明

世界最高のデザイン・ファームＩＤＥＯを支えるヒューマンファクターを、１０のキャラクターに分類して楽しく紹介。どんな組織にも応用できる、究極の人材論。

目次

天邪鬼に負けてはいけない
人類学者
実験者
花粉の運び手
ハードル選手
コラボレーター
監督
経験デザイナー
舞台装置家
介護人
語り部
すべてが混じり合って

著者等紹介

ケリー，トム［ケリー，トム］［Ｋｅｌｌｅｙ，Ｔｏｍ］
多くの一流企業の製品デザイン、顧客サービス等のコンサルタントを請け負い、その優れた実績のみならずそれを生み出す企業文化までが評価されているＩＤＥＯのゼネラル・マネジャー。兄で会社創立者のデイヴィッド・ケリーとともに経営に携わり、ＩＤＥＯを３５０人以上ものスタッフをかかえる企業にまで成長させた。主にビジネス開発、マーケティング、人事、オペレーションの業務を担当するが、必要とあらば他の社員と同様にフォームコアと格闘し、ＩＤＥＯの方法論であるブレイン・ストーミングやプロトタイプ製作を実践している。イノベーションにおけるリーディング・スピーカーとしては、企業文化の改善や戦略的な考え方について提言を続けている

リットマン，ジョナサン［リットマン，ジョナサン］［Ｌｉｔｔｍａｎ，Ｊｏｎａｔｈａｎ］
テクノロジー、ビジネス、デザインなどの分野をリポートするライター。全米コンピュータ誌協会の最優秀特集賞を２度受賞、ピュリッツァー賞候補にもなった。フォーブス誌、プレイボーイ誌など多くのメディアに寄稿している

鈴木主税［スズキチカラ］
翻訳グループ牧人舎代表（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[犬こ]

プロダクトデザインのIDEOのアイデアの出し方の本。あらゆる専門を持つ人達の考え、スキルを踏襲して出来上がる新しいプロダクツ。同じ専門家集団で何かを産み出すのと異なり、視点、考えが広がり、こういう集団がイノベーションを興しやすいのかもしれないと気づき。

2017/09/20

[Tatsuya9]

良い本でした。全部は読んでないけど、ピックアップしながら読んだ。 　このIDEO社がデザイン思考の骨頂を表してる気がする。 　10人の職業などに分けて大事な役割が書かれている。ハードル選手特に興味深かったな。 　あとは、他家受粉、コラボレーターとか。アイデアを横に広く活用できるか。 　サムスンがあんなに刷新的な消費者に合わせたデザインができるようになった流れもあって参考になった。

2019/10/15

[ビッフィー]

イノベーションを起こす例。こういう本を読むにつけ、過去の偉人の伝記ってやっぱりすばらしいと思うわ。合わせて読みたい。

2015/11/03

[原雄一郎]

全然読んでないから読了にするのも忍びないが、取り敢えずのメモ代わりに。イノベーションはチームプレーだ、役割としては１.情報収集人、２.土台作り人、３.イノベーターで、細かく言うと、1-a.観察者、1-b.実験者、1-c.ベストプラクティスの導入者、2-a.問題解決人、2-b.かすがい、2-c.監督、3-a.デザイナ、3-b.舞台装置家、3-c.介護人、3-d.語り部。役割のとこは具体的に考えてから漏れの内容に定義してみようと思う。いつか全部読もう

2017/01/15

[K.iz]

IDEOの本を読むといつも真似をして、エキセントリックなことをしたくなってくるので、とても危険です。

2014/12/23