Hayakawa novels
ファイナル・カントリー

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  • サイズ B6判/ページ数 436p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152085757
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

酒場で出会い深い仲となった「危険なまでに魅惑的」な女モリーの依頼を受けた酔いどれ探偵ミロ・ミロドラゴヴィッチ。レイプされ、無惨に殺された妹の敵討ちを手伝って欲しいというのだ。女の言葉を信じ、容疑者が現われるはずの公園へと向かったミロだったが…テキサスで酒場を経営し退屈な日々を送っていたミロを突如襲う無数の銃弾。酔いどれ探偵に安息の日々は訪れないのか?ついに沈黙を破った巨匠が放つ、叙情派ハードボイルドの新傑作。CWA(英国推理作家協会)賞シルヴァー・ダガー賞受賞作。

著者等紹介

クラムリー,ジェイムズ[クラムリー,ジェイムズ][Crumley,James]
1939年テキサス州スリー・リヴァース生まれ。ジョージア工科大学を卒業後、兵役を経てテキサスA&I大学に進み、続いてアイオワ大学のライターズ・ワークショップに学んだ。69年にヴェトナム戦争を題材にした『我ひとり永遠に行進す』で作家デビュー。『ファイナル・カントリー』で2002年度英国推理作家協会賞シルヴァー・ダガー賞を獲得した

小鷹信光[コダカノブミツ]
1936年生、早稲田大学英文科卒、ミステリ評論家、翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パカゲニー

4
クラムリーのミロシリーズ。酒と女性とバイオレンスに溺れるミロ、年寄りと言いながら、パワー全開で死闘を繰り広げる、読み応え十分でした。2021/02/26

おふねやぎっちらこ

0
いまいちだなあ。2007/04/30

hieishi

0
ロスマクばりの暗く重い展開だったので、主人公がミロで良かったとつくづく思った。シュグルーが主人公だったらそうとう陰鬱な後味になりそう。2010/09/06

guriko

0
クラムリーは十数年振り?でなかなか乗れず。序盤で失踪人探しを請け負ったミロが、巻き込まれたとは言え関係ない殺人事件に関与していくくだりに納得できず。金と暇を持て余してるから?2024/01/21

延々と歩く

0
小説は苦手・途中リタイアが基本なのに読み切れたから、すごく良い本なんだと思う。文章に味わいがあるんでしょうね。ただその描写力にまかせて色々かたりすぎな気も…お話は複雑で、説明しろと言われても出来ない。ハードボイルドって大体そう言う感じなのかな。2022/02/22

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