• ポイントキャンペーン

ハヤカワ・ミステリワールド
被告A

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 389p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152085115
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

東京・杉並区の連続殺人事件は、毎回死体の傍らに悪魔の絵柄のトランプが置かれることから“ジョーカー連続殺人事件”と呼ばれた。その容疑者・田宮は犯行を自供したものの、裁判では一転して冤罪を主張。同じ頃、息子を“ジョーカー”に誘拐されたと信じる母親は、息子を取り戻そうと孤軍奮闘していた。裁判を、そして母親を嘲笑う真犯人“ジョーカー”はどこに?驚愕の結末が待つ誘拐&法廷ミステリ。

著者等紹介

折原一[オリハライチ]
1951年、埼玉県生まれ。早稲田大学卒。編集者を経て、1988年『五つの棺』でミステリ作家としてデビュー。その後、叙述トリックの第一人者として『倒錯の死角』『倒錯のロンド』『異人たちの館』などの話題作を発表し、“折原ワールド”ともいうべき独自のミステリ世界を築き上げた。1995年には、『沈黙の教室』(早川書房刊)で日本推理作家協会賞を受賞した
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

momi

54
えーーー!!こんな結末が待っていたとは!!ビックリしました!私は…いったい何処から騙されていたのでしようか?!たぶん始まりからなのでしよう!まんまとしてやられました!!ジョーカー連続殺人事件の容疑者の視点とジョーカーに誘拐された息子の母親2つの視点から描かれています!真犯人は誰なのか!!想像もつかない結末に驚きます!!2017/11/07

あっ!chan

33
折原さんの作品にしては、すごーくシンプルでした。最後まで混乱することなく読みやすく、伏線らしい伏線もなく、どんでん返しの結末を読んでも、「あっ、そう」という感じでした。そんな意味では物足りなさマックスです。多分ハズレ…2022/02/06

☆初音☆

19
ジョーカー連続殺人事件の容疑者田宮とジョーカーに息子を誘拐された母親浅野初子目線で書かれている。読み進めていって、最後でびっくり!!!最初は意味がわからなかったけど、そうかー、そうきたかと。面白かった!!他の作品も読んでみたい。2017/11/28

そのぼん

19
とある冤罪事件と誘拐事件が平行して…といった感じで進んでいきました。 …が!物凄いどんでん返しがありした。最後の方、かなり混乱しそうになって他の部分を読み返したりしてしました。やられた!って感じです。2012/07/15

Mayu

9
読み終わった後に、意味が分からなくて…というよりも、納得がいかなくて…なのか、意表を突かれ過ぎてついていけなくて、確かめたくて直ぐに2回目読み直し始めた。読み終わった本をすぐ読み返す事というのは初めての体験だった。勿論、何年か期間が空いてとかならあるけれど。真実を知った上で読み返してみると、すんなりと物語を読んでいく事が出来た。1度目に読んでる時よりも2回目読み返している時の方がのみこみが出来て面白い。とはいえ、2回目読み返しの途中なのだが。恐らく最後まで読み返してしまえると確信している。2017/09/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/454581
  • ご注意事項