2次元より平らな世界―ヴィッキー・ライン嬢の幾何学世界遍歴

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  • サイズ B6判/ページ数 444p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152084736
  • NDC分類 414
  • Cコード C0041

内容説明

三角形や四角形などの図形でおなじみの幾何学は、実は超ひも理論などの最先端科学とも縁の深い、注目の数学分野。その奇妙さと面白さを、平面世界が舞台の物語仕立てで紹介。

目次

A・スクエア文書の発見―謎の三次元世界
ヴィクトリアの日記―暗号解読と魔人の召喚
異次元からの訪問者―数学的宇宙への誘い
七次元の自転車はどんな形か―次元とは何だろう
フラクタルの森―簡単なルールが複雑なパターンを作る
トポロジストのお茶会―大事なのは“穴”と“向き”
近づくのと遠ざかるのは同じこと―射影幾何学と遠近法
ビストロでワイン―有限射影幾何学で効率的な区画設計を
幾何学ってなに?―変換群と不変量
お皿の国(プラターランド)―美しき非ユークリッド幾何学の世界〔ほか〕

著者等紹介

スチュアート,イアン[スチュアート,イアン][Stewart,Ian]
1946年生、イギリスの数学者。ウォーリック大学数学研究所教授。カオス理論から数学史まで、数学の面白さを一般読者に提示する数多くの著書をもつ

青木薫[アオキカオル]
1956年、山形県生まれ。京都大学理学部卒業、同大学院修了。理学博士。翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

LvzaB

1
前半は幾何学を中心とした数学のお話、後半は相対論や量子論といった物理のお話が展開されている。面白いけど、理解するのは難しいと思う。それはともかく表紙に書かれているのは一体誰?主人公は一次元のはずだけど・・・2017/05/04

おーえす

1
アボットの小説『フラットランド』の続編という立ち位置で、数学者、イアン・スチュアートが書いた本。前半は幾何学、後半は物理学を、フラットランド(二次元世界)の住人である主人公の旅を通して解説する。分かりやすい内容もさることながら、小説としても十分に楽しめる作品。幾何学と物理学が大きく関わっていたことに気づかされる。数式も登場しないので、次元についての教養書として最適。リサ・ランドールの『ワープする宇宙―5次元宇宙の謎を解く―』も合わせて読みたい。2013/09/19

陽之理

0
数学も面白かったはずなんだけどなー。2003/05/06

しょ~や

0
かなり多くの知識を前提としているように感じるし、それでも分かりにくい。2016/08/31

POWER

0
世界に存在する大量の電子が、すべて同じ一つの電子とか、これマジ? ■理論的説明をほとんどしない上に、アリス的な言葉遊びで煙に巻くから、二重の意味で分かりづらい本。古今東西の「数学フィクション」によくありがちな、中途半端な面白さの本。誰に読ませたいのか、よくわからない。2015/09/14

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