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砂漠の囚われ人マリカ

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  • サイズ B6判/ページ数 371p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152083012
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0098

内容説明

現代モロッコで20年間監禁されていたのは、国王の養女だった。国王の養女から一転して虐待と飢餓の牢獄へ。マリカがたどった数奇な運命と奇跡の脱出劇。モロッコで発禁、フランスでは大ベストセラーとなった衝撃的自伝。

目次

第1部 プリンセス通り(愛するママ;君主の宮殿;ウフキルの家)
第2部 二十年の投獄(砂漠での一年;タマタグルトの城壁;ビル・ジュディドの監獄;逃亡者;マラケシュ;エピローグ―奇妙な自由)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

RF1

1
国王の養女として育てられたマリカ。一変して、不衛生で孤立した小屋での監禁生活、そして脱走。20年ぶりに手にした『自由』を前に、動揺するマリカたち家族の姿を思うと胸が痛む。2010/10/24

TOKO

1
国王の養女、国の権力者の娘から20年間の虜囚生活。2010/08/23

みけ

0
こんな事実があったのかとびっくり。モロッコの印象がぐっと悪くなる。20年近くも、幽閉レベルじゃなく劣悪な状況下での監禁、よく心が折れなかったなと・・。 この事実の前では感想なんて言えない。

y0my

0
長期間土牢に囚われても気高さを失わない姿勢に感動。心が折れそうな時に読み返したいと思います。2014/07/07

Arte

0
前にTVでちらっと見て知ったモロッコの20年監禁されていた政治犯の家族の話。TVでは脱走の話が主だったが、実際は最初の5年は支援者の助けも得られる流刑状態→10年間食糧もロクに与えられない監禁生活→脱走するが、恐怖政治が浸透しているため、誰にも助けてもらえず、数日で捕まる→脱走中にフランスのマスコミに電話したのが効いて、監禁が軟禁に変わる→5年後にやっと釈放されるが、国外へは出られず→さらに5年後、国外へ脱出、という経緯らしい。つい最近の話ながら、絶対王政なため16世紀のイギリスと変わらない気がする。2010/04/20

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