内容説明
１９６５年、アメリカ一のマフィア・ファミリーのボス、ドン・ドメニコ・クレリクーツィオは、自分の身近な血縁にあたる二人の子ども、ダンテとクロスの洗礼式を祝ったのち、声明を発表した。「いまから２０年後、われわれはすべて合法的な世界に埋没しているだろう。二人の幼な児は、われわれと同じ罪を犯したり、同じ危険にさらされたりすることはないだろう…」だが、ドンの強大な権力を持ってしても、運命の歯車を止めることはできなかった。クロスの父、ピッピの引退後、ファミリーの“鉄槌”的存在となり、生まれもった攻撃的気質を武器に、自らの野心を高めていくダンテ。ラスヴェガスで育てられたのち、ハリウッド女優と情熱的な恋に落ち、幹部の意向を無視して、映画産業にかかわっていくクロス。ふたりの生きる道は、やがて非情にも交わりはじめる…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
May
3
’９７年読了。ゴッドファーザーが好きなものだから読んだ１作。利益のｎ％という報酬に騙されて（売り上げに対する％なら収入を得られても、利益が出ないように費用を積み上げるのがこの作品での映画業界）作品を提供してしまった女性が主役級で出てきたと記憶。とはいえ、ゴッドファーザーの二番煎じのように感じて、あまり感心しなかったように記憶する。1997/04/05
ROBIN
0
おもしろかった。 映画もあるみたいやけど、VHSしかないみたい。アマゾンで頼むか。2016/05/06
