セカンド・クリエイション 〈上〉 - 素粒子物理学を創った人々

セカンド・クリエイション 〈上〉 - 素粒子物理学を創った人々

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  • サイズ B6判/ページ数 396p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784152035011
  • NDC分類 429.6
  • Cコード C0042

内容説明

レントゲンによるX線の発見から始まった素粒子物理学は、やがて不確定性原理や量子力学といった目覚ましい成果を産み出し、それまでの宇宙観を根底から覆した。本書『セカンド・クリエイション』は、19世紀末から現在に至るまでの素粒子物理学の輝かしい足跡を、多くの資料とインタビューをもとに描きつくした画期的な著作である。物理学史を彩る天才たち―アインシュタイン、ハイゼンベルグ、ボーア、ファインマン、ワインバーグ、ゲルマン、ホーキングらは、いかにして革命的な理論を編み出し、それを検証していったか?彼らの業績は、われわれの自然観をどう変えたのか?また、ノーベル賞をめぐる熾烈な競争のなかで、有名無名の科学者たちは何を考え、どう行動してきたのか?19世紀末から現在にいたるまでの物理学の進歩を一望のもとに収め、さまざまな科学者たちの人間像に光を当てた大著、待望の翻訳。

目次

1 波と粒子(くり返す始めと終わり;ボーアの登場;ハイゼンベルクら若手の台頭;不確定性の勝利)
2 粒子と場(ディラックと量子場の登場;無限大;シフト;ヒドラ退治;奇妙な間奏曲―宇宙からの来訪者)
3 弱い力(対称性;弱い力)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kiyoshi Utsugi

26
上巻では、光や電子は波なのかそれとも粒子なのかから始まって、統一場理論を構築した一人であるワインバーグ等がようやく登場するところまでを描いています。 日本人である自分は、そんな中でも朝永振一郎のくりこみ理論や湯川秀樹の中間子の話が出てくるあたりが一番面白かったです。「奇妙な間奏曲」のところになります。 他に日本人で名前が出てきたのは仁科芳雄、坂田昌一、西島和彦。それと謝辞の中に出てきたのが南部陽一郎。すごい方ばかりでした。 面白かったので、下巻も予約してみた。(笑)2021/12/10

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