ザナック―ハリウッド最後のタイクーン

ザナック―ハリウッド最後のタイクーン

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  • サイズ B6判/ページ数 461,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152033192
  • NDC分類 778.253

内容説明

観客は何を欲しがっているか―ダリル・ザナックはいつも本能的にそれを見つけた。台本作家から、1929年に27歳でワーナー・ブラザーズの製作部長となり、ギャング映画路線をしくなど活躍するが、ワーナー兄弟と対立、退社。二十世紀社を設立する。その後『怒りの葡萄』『イヴの総て』など話題作を続々と生み出した。強大な権力を振ったこの撮影所ボスの姿を、女優たちとのゴシップ、息子リチャードとの確執をおりまぜ、伝記の名手モズレーが描く。

目次

プロローグ 放蕩おやじ
故郷ワーフー
少年の英雄
成功のはしご
最高の腹いせ
ポロ競技
犬の時代
金の音楽
サウンドの音楽
王国をあける鍵なく
決裂
ゴールド・ラッシュ
新しい王国
若気のいたり
葡萄弾
機密漏洩
理想主義のドン・ファン
鵜の目、鷹の目
ピンクの時代
ベラ・ドンナ
空中ブランコ
青春あるいは何かを求めて
星回りの悪い恋人たち
ジャングルのジュジュブ
史上最大の作戦
カムバック
竜頭蛇尾
オー・アブサロム!
ヴァージニア再登場
フェイド・アウト

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Gen Kato

3
ハリウッドの名プロデューサーの裏話が面白くないはずはない。拾い読みのつもりがいつのまにか熟読。自分的には、バスター・キートン短篇コメディの相手役だったヴァージニア・フォックスがザナックの奥さんだったことが一番の驚き。実はあんまり好みの女優さんじゃなくて、ほかの女優とのコンビ(たとえばシビル・シーリー)作の方がずっと楽しくなるのに、といささか不満に思ってたんですが、結婚後は大変だったんだなあ。『民衆の敵』にキャグニーを抜擢したのがザナックだったというのは、うーん、同じことウェルマン監督も言ってたよねw2017/05/17

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