内容説明
ミシンと手芸の店を営むステラおばさんの裏稼業、それは女性を苦しめるクズ男に過激な天誅を下すこと！ある日、以前助けた若妻クリッシーが子供を別居中の夫にさらわれたと泣きついてきた。どうやら徹底的なお仕置きが必要ね―だが、その夫は怪しげな犯罪組織と関わっているようで…ヤバい奴らを向こうに回し、ステラとクリッシーの熱い戦いが始まった！！タフな毎日を生き抜く女性たちへ、主婦作家が贈る応援歌。
著者等紹介
リトルフィールド，ソフィー［リトルフィールド，ソフィー］［Ｌｉｔｔｌｅｆｉｅｌｄ，Ｓｏｐｈｉｅ］
ミズーリ州出身。大学を卒業後しばらく働いたのちに結婚し、専業主婦となる。主婦業のかたわら小説修行を続け、長篇デビューを果たした。その『謝ったって許さない』でロマンティック・タイムズ・レビュアーズ・チョイス賞ミステリ新人賞を受賞、アメリカ探偵作家クラブ（ＭＷＡ）賞最優秀新人賞の最終候補となったほか、アンソニー賞、マカヴィティ賞、バリー賞などの新人賞にもノミネートされている。現在は夫と子供たちとともにカリフォルニア州に在住
嵯峨静江［サガシズエ］
青山学院大学文学部英米文学科卒、英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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たまきら
34
中年おばちゃんなら大うけすること間違いなし。特に夫にイライラしているときに読むと痛快です。最悪な夫をかなりわ～おなかたちで蹴りだしたばっどあすな更年期真っ只中おばちゃま（ミシン修理＆手芸店経営♡）が、裏稼業としてサイテー男たちに虐げられている女性たちの必殺仕事人として暗躍するんですから、これまた痛快大笑い。スキンヘッドな保安官との淡い恋や音信不通の娘といった脇役もなかなか素敵で、これは続きが気になる！さがしてみよう。2019/09/17
rokoroko
13
夫は亡くなり、ミシンの販売と修理の店をやっている５０代の女性。裏の顔はＤＶの男性にお仕置きすると言う稼業。しかしなんだか大変なことに巻き込まれてと言う話。面白かった。2019/09/25
ごへいもち
8
軽くてコミカルな雰囲気だけどやっていることはものすごくキツイ。文字の世界だから気楽に読めるけど映像にしたらエグイ2011/05/04
キーにゃん＠絶対ガラケー主義宣言
5
タイトルだけでコージーかと思ったら、ハードボイルドだった!!ついにおばさんがヒロインに!!最近の探偵はやたらグチグチしていたが、同じグチならやっぱり女はいい！グリーン・ハット・レディースとか出てくる女性がみんないい。2013/04/13
がぁ
5
かつての自分と同じ境遇にある女性に背を向けられないという表向きの理由とは別に、彼女だけが抱える深い孤独感や喪失感が、この作品を単なる「更年期障害の大爆発」から救っている。2011/09/19
