内容説明
青酸カリの瓶を握ったまま死んでいた男は自殺か、はたまた…スーパーマーケット強盗の共犯が残した奇妙な暗号とは?毎年必ず優勝するマラソン選手の不正を暴け!警察も頭を抱える難事件、怪事件の数々を、快刀乱麻、鮮やかに解決する名探偵ハレジアン博士。きみは博士の頭脳にどこまで迫れるか?難易度がさらにアップした、大好評の推理クイズ集第二弾。巻末にきみの“名探偵度”を判定する「名探偵診断書」付き。
著者等紹介
ソボル,ドナルド・J.[ソボル,ドナルドJ.][Sobol,Donald J.]
1924年ニューヨーク生まれ。著書が60冊以上ある児童書作家。オーバーリン大学を卒業後、新聞記者からフリーライターに。1963年から開始した「少年探偵ブラウン」シリーズは、“百科事典”の異名を取る博覧強記な少年が、警察署長の父親に代わって毎回事件を解決するというミステリで、世界じゅうで愛読されている。同シリーズの功績によって、1976年にはアメリカ探偵作家クラブから特別エドガー賞を授与された。フロリダ在住
武藤崇恵[ムトウタカエ]
成蹊大学文学部卒、英米文学翻訳家
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
117
このシリーズの2冊目です。62の問題が収められています。今回は自己採点表があり、それにチェックをしていたら半分くらいしかできませんでした。2分間とは言うものの、よく読まないと答えがわからないものが結構多くありました。名探偵失格です。2015/11/18
あゆみ
12
★★★★☆ 短編ミステリーにハマった頃にシリーズ3冊同時購入しずっと積読だったのをやっと読了。クイズを解いてすぐに解答を見るスタンスの私にとって、解答が1つ先の話の後に天地逆で印刷されているのは読み進めづらい。クイズは読んでいてすぐに正解に気づくものもあれば解答を見ても納得できないものも。2017/03/22
y yoshi (イツモ ホンヲ ハナシマセンデシタ)
9
このシリーズはすらすら読めるから好き。 2019/10/17
本を読むのは寝室派
7
何か違う。解答に「驚愕・納得・スッキリ感」を受けない。「ふ~ん・そういう可能性もあるけどね」といった「別の可能性だってあり得る、締めが甘い問題」が多い。《ミステリを解く》というより《ハレジアンだったらどう考えるかを想像する》という、謎解きと主旨がややずれている気がする。2022/05/18
ハイちん
7
ショートショートのミステリークイズ集第二弾。今回も一門一門ノートに答えを書きながら挑んだが、正解数は62問中22問と惨敗だった。巻末の名探偵診断によると、正解数22問の評価は『まだまだ修行が足りません。日ごろからミステリを読んで推理力を養いましょう』とのこと。がんばろう。『アメリカでは”Z”を最初にダイヤルすると交換手につながる』とか、『アメリカでは五月の最終月曜日は戦没将兵追悼記念日』とか「ドイツでは結婚指輪は右手にはめる』みたいな小ネタを知らないと解けない問題があり、ちょっとした勉強になった。2016/05/17