ハヤカワ・ミステリ文庫
王宮劇場の惨劇

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  • サイズ 文庫判/ページ数 568p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784151737015
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

フランス革命前夜のパリ。聾学校の教師アンのもとに、義父が愛人の女優を殺して自殺したとの報が届いた。アンは真相を探るため、犯行現場の王宮劇場に女優として潜入する。だが事件の目撃者である聾唖者の縫子は心を閉ざしており、アンは人形劇など様々な手段で接触を試みる。さらに劇場の地下から凄惨な死体と拷問器具が発見され、事件は混迷の様相を…激動の時代を背景に、流麗な筆致で描く絢爛豪華な歴史ミステリ。

著者等紹介

オブライアン,チャールズ[オブライアン,チャールズ][O’Brien,Charles]
コロンビア大学で歴史を学び、博士号を取得後、30年にわたり教職に就く。いまは退職し、専業作家に。デビュー作である『王宮劇場の惨劇』は、18世紀後半パリを背景にした複雑なプロットが、魅力的なキャラクターを得て、鮮やかな筆致で描かれ、2002年のアガサ賞最優秀新人賞にノミネートされた。元芸人で聾学校教師のアンとサン=マルタン大佐が英仏を股にかけて活躍するこの歴史ミステリ・シリーズは、第2作Black Goldまで発表されており、現在、第3作Noble Bloodを執筆中。妻とともにマサチューセッツ州ウィリアムズタウンに在住

奥村章子[オクムラアキコ]
青山学院大学文学部英米文学科卒、英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

1
内容としては面白かったが長すぎる。 微に入り細を穿つ描写も結構だが、必要なところとそうでない場面で使い分けて欲しかった。その結果アン以外のキャラクターの深堀り十分で出来ておらず、ぼやけてしまっている。2023/07/29

けいと

1
長らく積んどく本でしたが今回ようやく読めました。面白かったけれど、ちょっといろいろ詰め込み過ぎかな~?続編が今でも翻訳されていないのは そのせいかもしれないですね。2011/02/27

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