ハヤカワ・ミステリ文庫
死の散歩道

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  • サイズ 文庫判/ページ数 471p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784151736513
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

難事件もなんのその、見事に解決する老婦人、ヘンリー・Oとはわたしのこと。今回も消えた娘を捜すうち、彼女の職場での孤立ぶりを早々と突き止める。さらに娘が謎の刺青の男に追われていた事実を知るが、順調なのはそこまで。わたしは先の見えぬ道に迷ってしまう。その矢先、例の男がわたしを脅してきた!人生は山あり谷あり事件あり。円熟のヒロイン、ヘンリー・Oはへこたれない。老練な推理が冴える本格ミステリ。

著者等紹介

ハート,キャロリン・G.[ハート,キャロリンG.][Hart,Carolyn G.]
1936年、オクラホマシティに生まれる。オクラホマ大学を卒業後、新聞記者や編集者を経て作家活動に入る。60年代から子ども向けの本を書いてきたが、87年にミステリ書店を経営するアニーとその恋人マックスが活躍する『舞台裏の殺人』で一躍脚光をあび、二人を主人公にしたシリーズは十三作まで書かれている

対馬妙[ツシマタエ]
1960年生、日本獣医畜産大学卒、英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ごへいもち

10
「ミステリ講座の殺人」と同じ著者。「ミステリ~」より滑らかで読みやすかったが2012/02/18

lanikai

9
フラッと図書館で借りてみた本。作者もこのシリーズも全く知らずに読みましたが、なかなか楽しめました。主人公がおばあちゃんと言っても60代くらいで、ミスマープルほど老人感がなく、まだ現役っぽさを残す元気な女性。仕事もバリバリやってきた強さを感じさせつつ、母親として友人としての普通の大人の女性の感じも親近感が持てました。舞台となるサンアントニオという街の描写も素敵だし、メキシコの芸術も魅力的に描かれていて、興味を持った。このシリーズと、もう1つ人気シリーズがあるようなので読んでみたい。2020/03/07

NAo

1
今回はある一族の話だったので登場人物がわかりやすかったと思います。でも前に読んだ話と比べるとあまり特徴的な人物がいなく魅力を感じませんでした。オークションの華やかな感じは伝わりましたが、全体的には地味な感じを受けたのでもっとドラマチックな話を読みたいと思います。2021/05/03

barcarola

0
著者の作品ではアニー&マックスのシリーズ以外を読むのは初めて。こちらはこちらで悪くない。訳者あとがきによると、まだお婆ちゃんと呼ぶほどではない年配の女性ということでヘンリー・Oが主人公に据えられているようだが、それらしい徴を出すのはやはり難しいようで……年齢を感じさせないのも魅力?2015/09/06

0
★1/22002/10/25

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