ハヤカワ文庫<br> Mr.クイン

ハヤカワ文庫
Mr.クイン

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  • サイズ 文庫判/ページ数 402p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784151001512
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

麻薬王のブレーンとして完璧な犯罪計画を立てる―おれにとって犯罪はビジネスだ。計画を売るだけ、実行はしない。今度の仕事は大物だった。裕福な不動産業者の一家を事故に見せかけて殺し、全財産を乗っとるのだ。すべては順調だった。新聞記者に尻尾をつかまれそうになるまでは…究極のアンチ・ヒーロー、クイン登場。刺激に満ちた、新世代の犯罪小説。

著者等紹介

スミス,シェイマス[Smyth,Seamus]
アイルランドのベルファストに生まれ、不良ばかりが集まる学校に通った。何の資格も取得しないまま卒業した後、季節労働に従事し、路上や橋の下で寝泊まりしながら数年間をヨーロッパで過ごす。現在はアイルランドに落ちつき、競争馬の飼育に携わっている。そのかたわら、完全な独学で小説作法を身につけ、1999年に作者と同様に型破りな犯罪小説「Mr.クイン」で作家デビューを果たした。同書は英国推理作家協会賞最優秀処女長篇賞にノミネートされ、“リーダビリティの高い刺激的な犯罪小説”と絶賛された。現在は第二作を執筆中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hit4papa

61
犯罪プランナーが主役の悪漢小説。主人公のクインは、極悪非道の悪党です。被害者となるのが善良な人々であるがゆえに、余計に非情さが際立ちます。不動産会社を乗っとるため、創業一家を葬ろうと企てるクインとビジネスパートナー?の麻薬王…というのがストーリーの主軸。犯罪そのものは最悪ですが、その計画の綿密性は優れています。少しでも禍根を残しそうな者たちを徹底的に排除していくクイン。凄惨なシーンがちらほら見られるので注意されたし。独特のユーモアはあるものの、あくまで物語と割り切れないと厭な気分だけが残るでしょう。2023/08/28

JACK

16
◎ 犯罪プランナー、ジャード・クイン。彼は麻薬王のトナーを影から支えてきた。彼は計画を立てるだけで自分の手を汚さない。今回、トナーとクインは善良な家族を陥れ、彼らの財産を手に入れようとしていた。計画は着々と進む。しかし、クインの浮気が妻と義姉にバレた事から、計画に狂いが生じ始める。義姉で新聞記者のモリーはクインの素行調査の結果から、彼が犯罪に関与している事を疑いだすのだが…。これだけ身勝手で共感出来ない主人公はなかなかいないと思う。被害者が可愛そうになるが、やはり面白い事は間違いない。2014/09/15

金吾

5
◎ すべてにおいて悪という主人公はあまり日本の本ではないので新鮮でした。2019/05/24

光雲

5
先が気になって2日で読破してしまったー。犯罪コンサルタント、クインがバサバサ人を殺す計画をするのが圧巻。自分の妻であっても飼い犬でも容赦ない、サイコパスです。2019/03/22

mejiro

5
頭が切れる、ブレーンを超えて黒幕といっていいほど存在感ある主人公。トラブルにも動じずゲームのように計画を進めていくが、ここまでくると悪の魅力というより単純に恐ろしい。2014/05/07

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