ハヤカワ文庫<br> 遺骨

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ハヤカワ文庫
遺骨

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  • サイズ 文庫判/ページ数 311p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784151000744
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

セウテス

92
スケルトン探偵シリーズ第7弾。旅行先で事件にぶつかる為、そんな所も楽しみなシリーズにして今回は近場。家から車で、ひょいと行ける距離らしい。司法人類学の学会が開かれ、バスの炎上で亡くなった前代表の遺骨が、博物館に納められる事に。しかし、その遺骨が盗難にあい、ギデオンは埋っていた別の白骨遺体を発見する。やはり本シリーズの特徴は、キャラの個性豊かな会話にあると思う。トントン拍子で進む展開も、会話が楽しく個人をイメージしやすいからだろう。犯行トリックも派手さは無いが、よく考えると謎を解けるという、丁度良いレベル。2019/03/27

kagetrasama-aoi(葵・橘)

40
「スケルトン探偵シリーズ」第六作目。今回の舞台はオレゴン州のベンドの近くのロッジです。そこで開催された司法人類学の親睦会を兼ねた学会にギデオン&ジュリー夫妻が出掛けます。遺骨の盗難、白骨死体の発見(窪みに落ちたギデオンが発見します!)、そして殺人事件と盛り沢山。殺人も盗難も伏線回収が見事で楽しめました。ただ、ギデオンの住まいから車で一泊の距離、そして中部アメリカが舞台なので特に際立った風景描写も地元の料理も登場しなかったのはちょっと残念でした。2023/09/25

Ribes triste

9
スケルトン探偵ギデオンの行くところ常に人骨あり。(そうじゃないと物語が成立しないんですが)FBI捜査官のジョンや愛妻ジュリーとの掛け合いも楽しい。2017/02/13

shiaruvy

7
★4 [1994.04.30 初版] 黄門さまや八番目将軍さまのよーにパターン化してきた感はあるが,こりゃ前作よりかなり面白いよ!!2012/06/03

Tetchy

6
いつもながらの流麗なストーリーテリング。無駄がないのにペーソスに溢れている。あとはトリックがあれば申し分ないのだが。2008/11/30

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