ハヤカワ文庫<br> 一瞬の光

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ハヤカワ文庫
一瞬の光

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  • サイズ 文庫判/ページ数 391p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784151000676
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

わたしは自分の目を疑った。これは二年前にイタリアで盗まれたルーベンスの名画だ。それがなぜこのアメリカの、複製画輸入会社の倉庫なんかに?事件解決の糸口をつかむため、わたしはイタリアへ飛んだ。が、そこにはとんでもない危険が待ちかまえていた…。謎解きの面白さ溢れる『偽りの名画』につづく、美術館学芸員クリス・ノーグレン・シリーズ第二弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kagetrasama-aoi(葵・橘)

12
美術館学芸員クリス・ノーグレンが探偵役を演じるシリーズ第二作目。前作に続き語り口が軽妙で楽しいミステリ。前作は”贋作”が、今作は”盗まれた名画を取り戻す”のがテーマ。読み終えるとまたまた名画に詳しくなったような気がする不思議(o^∇^o)。それにしてもこのクリス、容貌は大人し目なのに、行動が過激!自ら進んで襲われているようにみえます(*´∀`*)。正義感のなせる技なのかしら?絵画泥棒の正体を推理するミステリとしても、クリスとアンの恋愛譚としても秀逸、楽しかったです。2018/11/11

Radwynn

6
イタリアで盗難に遭った名画をシアトルの倉庫で発見した美術館学芸員ノーグレン。行きがかり上、盗難絵画の捜査に協力する事になるのだが、イタリアに到着早々、友人共々襲われ— またいきなり襲われてます学芸員ノーグレン。スケルトン探偵オリバー教授と彼の違いは、明るいか暗いかだけでなく、後で襲われるか先ず襲われるか、ってのも付け加えなくちゃw 話が転がり始めるまでがちょっとうっとおしい感じだけど、展覧会の開催に関するあれこれはなかなか興味深い。美に奉仕する人間とそうでない人間の思考の道筋の違いってそうなのね、とか。2015/04/18

Tetchy

3
やっぱりこのクリス・ノーグレンシリーズも面白い事を再確認。忙しくて間が空かなかったらもっと愉しめただろうに。2008/11/29

ツチモリ

1
3.5/5 クリス・ノーグレンシリーズの第2弾。スケルトン探偵ギデオンと比べると、クリスの方がより普通の人っぽいというか、ドジっ子で勘も鈍いようで…(ジュリーのいないギデオンよりひどい)あっちこっちでやらかすのが、本作の魅力なのかも?イタリア人の名前が個人的に覚えづらいのか、これ誰だっけ?が発生したのも、没頭感が足りなかった証拠のような…でも、前作よりジョークやギャグ展開増えて、楽しめました!2021/02/14

キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言

1
1998年3月3日

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