内容説明
ムース郡の有志で出資し、古い蒸気機関車をふたたび走らせることになった。が、すぐに企画が頓挫するような事件が起きた。発案者のトレヴェリアンが、自分の会社が手入れを受けて営業停止になったとたん秘書と共に失踪してしまったのだ。突然の手入れに疑問を抱いたクィラランは、背後に密告者の存在があると信じて正体を探る…汽笛に耳を澄ますシャム猫ココが投げかける意外な手がかりとは?人気沸騰シリーズ第15弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はなうさぎ
10
シャム猫ココシリーズの第15弾。古い蒸気機関車を再び走らせることになったが、発案者の会社が手入れを受けて営業停止になったとたん秘書と共に失踪してしまうところから事件が始まる。事件は今回もココの指し示していることになかなか気付けないクィララン。ココの言葉遊びは楽しいけれど、私には単語の別の意味とかわからない(^^;)でも本文中で丁寧に解説されているので、ほぉ~とかは言える。事件の他に、シリーズ通してタウンや人々の様子の流れが描かれているので、そちらも楽しむ事が出来る。なんと言っても猫ちゃん達がかわいいわ♪2017/08/29
にゃおん
4
英語の人名の音の類似にピンと来ないと、犯人がわからないね。まさか、犯人が・・・! 謎解きというよりも、お馴染みのメンバーのあれこれが楽しいという不思議な?ミステリー小説。2014/01/29
寧々子
3
前々から思ってた事だけどクィラランってココとヤムヤム以外の猫に冷たい! 猫好きとは言えないんじゃないのかって思います~ クィラランの捜査のお手伝いをしていたシーリアが引っ越してきますが、ちょっと心配。 だってクィラランがピッカクスに呼んだ人の生存率って低くないですか?!2009/02/07
くわずいも
2
再読2020/04/17
barcarola
2
ラスト近くのフォークソングがなんとも悲しい……。2016/11/05