内容説明
まったくさんざんな休暇だった。ひと夏をのんびり過ごそうと、湖畔のログ・キャビンにやったきたのはいいが、管理人の怠慢で建物はぼろぼろ。クィラランは法外な修理費をふんだくられるはめになった。おまけに、建て増しを頼んだ大工がたてつづけに姿をくらましてしまい、クィラランはまたもや奇妙な事件の渦中に…。平穏な避暑地に隠された謎をシャム猫ココが得意の推理で解き明かす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にゃおん
4
今作の犯人が、殺人鬼になる背景は哀しすぎるというか辛すぎるね。2013/12/20
Hugo Grove
3
今回のクィラランはココに八つ当たりしすぎ。ココを床下に閉じ込めたまま外出するなんて。どんなに辛い体験をしようが疲れていようが、絶対飼い猫(飼い犬)にあたってはいけない。話の中であっても憤慨してしまった。2013/01/30
寧々子
3
今回、クィラランは湖上にあるスリー・ツリー島でかなり危ない目にあいます。 そんな時でもココとヤムヤムの事を考えて心配する様子は、猫好きの人ならきっと自分の事のように思えるでしょう!!2008/10/29
くわずいも
1
再読2020/03/17
barcarola
1
キャビンまわりのトラブルも、こうも続くとギャグに思えてくる。と、それはともかく、シリーズ中では比較的タイトルがしっくりとくる内容であった。2016/12/17