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ハヤカワ・ミステリ文庫
猫はシェイクスピアを知っている

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  • サイズ 文庫判/ページ数 287p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784150772062
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

カナダ国境に近いムース郡は冬になると雪と氷に閉ざされる。母親の友人から莫大な資産を相続したクィラランは、新聞記者を引退して、シャム猫たちと一緒にそこの広壮な屋敷に移り住んだ。だが、ココのそぶりが変だった。書斎の棚からシェイクスピアの一冊をはたき落としたのだ。クィラランのいやな胸騒ぎが的中したかのように、その日事件の知らせが…。新たな舞台と展開で贈る全米ベストセラーのシャム猫ココ・シリーズ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ガーコ

16
えぇーっ!っていう結末でした。可愛い猫ちゃんとの優雅な豪邸での暮らしを妄想できました。シャム猫のココちゃんはシェイクスピアの文章を使って天才的に犯人の手がかりへと導いてくれます。重度の猫アレルギーで猫さまと一緒に暮らせない私には、憧れのシリーズであります。2013/11/20

Hugo Grove

7
ええー、こうなっちゃうんですかあ。というほど大事件が起こります。お楽しみあれ。2013/03/23

Radwynn

6
シャム猫ココシリーズ第5弾。クィラランはとある事情で田舎の壮麗な館を相続し、猫たち共々、田舎暮らしを…楽しんでるのかなこれ(笑) 田舎ならではの村人総ゴシップ記者的環境の中で、代々不運な最後を迎えて来た家族の一人がまた不運な最後を遂げる。事件よりもむしろ“当事者達の生き方”がどんどん縺れて行く過程とそれに関わるクィラランの私生活を追うドキュメンタリを観ているような。ココは相変わらず非常に重要なヒントを示し続けているのですがクィラランも、読んでる私も、喉元に引っ掛かった刺のように感じながらも結局最後まで…2014/09/14

にゃおん

5
この表紙が一番ココらしい気がするなぁ。シェクスピアを解する猫!ココ最強すぎるぞ!(笑)それにしてもコブ夫人はブラック・ウィドウ度高すぎでかわいそう!2013/12/07

くりり

5
★★★★★シャム猫ココ・シリーズ  カウ・コウ=クンは凄い!

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