ハヤカワ・ミステリ文庫<br> 猫はスイッチを入れる

ハヤカワ・ミステリ文庫
猫はスイッチを入れる

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  • サイズ 文庫判/ページ数 310p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784150772048
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

賞をとれるような面白い特集記事はないものか―思いついたのは、麻薬中毒者たちがたむろする街ジャンクタウンの取材だった。行ってみると、何の勘ちがいか、この街はアンティーク・ショップの通りで、クィラランはもともと骨董品が大の苦手。しかし、ほかにあてもなく、とりあえずオークションを取材してみることにした。ところが、そこに持ち込まれた装飾品の一つが最近起こった不審な事故死に関連があると知らされて、クィラランばかりか、シャム猫ココまでが俄然興味を示すことに…。古今東西、老若男女、猫好き人種必読のシリーズ第4弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

にゃおん

9
シャム猫ココシリーズ3作目読了。猫の描写が実にうまい! ココのお利口さ加減も好き。それにしても、クィララン! 毎回、違う美女を相手にするの!? 2013/11/17

たち

7
新聞記者クィラランとシャム猫ココのシリーズ4作目です。順番に読みたかったのですが図書館になかったので飛んでますが問題なく面白かったです。ココとクィラランの髭の鋭さは素晴らしいです。2015/10/18

寧々子

6
毎巻、新居を手に入れて恋をしてるクィララン。 今回はアンティーク・ショップの2階に住むことになります。 家主のコブ夫人は料理上手でなんとベットは白鳥形のボートそっくり! そして恋するのはやはりディーラーの女性。 今回もココは大活躍します! すごく大事な発見をし、すごく重要な時にスイッチを押します! 最後にクィラランを助けた物もココが押したのかな?2008/09/10

ふくみみ

6
今回はジャンクタウンのアンティーク街を巡る事件。ココとヤムヤムの描写はとくにリアルで実際の観察から描かれているんだろうな。毎回クィラランが引っ越しては事件にぶつかってというのがパターン化してきたような感じなので、次から舞台がガラッと変わるようなのが楽しみです。2011/10/13

康芳英

5
「シャム猫ココシリーズ」三作目(邦訳としては四作目)。初期の四作品を読むと、毎回ヒロインが変ったりするあたりなんとなく寅さんっぽいなあと。そういう意味でも看板になっているネコよりも一癖も二癖もある人間の登場人物がこの作品の魅力なんだなあと実感する。四作目の『猫は殺しをかぎつける』の主要人物が登場していたりして邦訳の順序がごちゃごちゃになっている分余計な楽しみがあった。2014/01/08

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