ハヤカワ・ミステリ文庫<br> されば愛しきコールガールよ

ハヤカワ・ミステリ文庫
されば愛しきコールガールよ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 280p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150745516
  • NDC分類 933

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

新地学@児童書病発動中

97
しようもないナンセンスなプロットの連続で、笑わせてくれるユーモアミステリ。主人公の私立探偵チャンス・パーデューがDADAと闘う。DADAはDestroy America Destroy America(アメリカを滅ぼせ!)という団体。いつもパーデューの窓際にやってくる雀のウィンストンとか、ひどい目にあわされ続けるシェクスピア分署の刑事アムスンとか、愚痴ばっかり言っている酒場の店主ウォーレスなど、登場人物達も、みんな可笑しい。結末の人を喰ったプロットの捻り方が面白かった。2018/05/17

kanamori

1
☆☆★2013/10/01

ジョークール

1
こんなのもありました。

halfpint

1
なつかしい。でもおもしろいね。2008/07/08

tomo6980

0
へらず口、セクシーな女性から脳天への一撃まで通俗ハードボイルドの結構を全て備えながら、ブローティガン的な語りでここまで異化されてしまうとはね。まさに私立探偵小説の脱構築。なのかはさっぱりわからないが、この軽妙なふざけ方はたまらん。「風の歌を聴け」はブローティガンやヴォネガットではなくてこの影響か、と言いたくなるが翻訳は83年。原著も78年か、ちょっと間に合わない2019/02/11

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