内容説明
今月の２１日、アンドーヴァを警戒されたし―ポアロのもとに送られてきた挑戦状の予告どおり、殺人は起こった。煙草屋を営むアッシャーという、Ａの頭文字の老婆が撲殺されたのだ。つづいて第２、第３の挑戦状が届き、ベクスヒルでＢの頭文字の娘が、チャーストンでＣの頭文字の初老の紳士が、殺された。しかも、現場には必ずＡＢＣ鉄道案内が残されていた。アルファベット順に殺人を繰り返す犯人の意図は何か？また、鉄道案内の意味するものは？ポアロは懸命に、犯人の心の輪郭をつかもうとするが…ミステリの女王全盛期の代表作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yumi
22
まさかの犯人でした。。謎解きで納得！洋書は翻訳家さんによって読みやすくもなるんだなぁと実感🎶今回は比較的読みやすかった！2020/05/12
くみ
19
【CNC犯罪小説クラブ】小道具の使い方、話のテンポ、そして注意の引きつけ方といい文句なしに面白かった。最後まで読まないと本当に分かんない。そしてキャラクターも、小さな脇役も含めて、個性的です。事件と関係ないですが、冒頭でポワロとヘイスティングスとジャップ警部が髪の毛で盛り上がってるのが、（笑っちゃいけないけど）笑ってしまった。🤣2019/10/23
旅人（𝒕𝒂𝒃𝒊𝒕𝒐）
13
久々にヘイスティングズも登場し（南アメリカ農場から仕事のため帰国）、今回も何気ない一言でポアロに光明を与える。ポアロの元へ届く犯人からの手紙の意味は？犯人はサイコパスのシリアルキラーなのか？会話によって、真実を掘り起こそうとするポアロが見つけたものは…。ヘイスティングズが「ねぇねぇポアロ」って言っても、「今は話せません、勝手に想像してください」と返す。コメディタッチなやりとりも癖になる。2022/07/23
Chili
11
超有名だったが、今まで未読。後々の他の作家にも大きく影響を与えたであろうストーリー展開。流石、クリスティー。2019/12/31
アルパカ
10
再読。やっぱり面白い。またポアロが被害者の姉と恋人のキュービッドをしているのが微笑ましかった。ヘイスティングスはすぐ美人にポーっとなるのでちょっとイライラする。（笑）2020/04/29
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- 和書
- 枯葉色グッドバイ
