ハヤカワ・ミステリ文庫<br> シタフォードの秘密

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ハヤカワ・ミステリ文庫
シタフォードの秘密

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  • サイズ 文庫判/ページ数 342p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150700812
  • NDC分類 933

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雪風のねこ@(=´ω`=)

62
犯人は……なるほどねぇ、そう来ましたか。まあ本人も何回も強調して言ってましたもんね。探偵役のエミリーはマープルと同じくクリスティー女史本人を写し取ったキャラクタ付けなんだろうなー。2022/12/22

24
シタフォード荘に近所の人が集まり行われた降霊会で、トリヴィリアン大佐の死が示唆された。心配になった親友が2時間かけて大佐の元へ駆けつけると、大佐は殺されていた。そして逮捕されてしまう甥。甥の無実を晴らすため、彼の恋人が新聞記者とタッグを組み殺人の真相に迫る。今回はずば抜けて怪しいと思う人がおらず、まったく犯人がわからなかった。恒例だが、真犯人は意外な人物で驚いた。動機はありきたりだったが、まったく疑っていない人物だった。今回のクリスティー作品にも満足。★★★★☆2021/11/04

本木英朗

15
ミステリの女王ことアガサ・クリスティの会心作と呼ばれる作品が、この作品である。俺は大学と社会人にそれぞれ2回読んだので、今回で3回目かなあ。しかし今回は最初は全然分からなかったけれど、途中で犯人が分かってしまったのが、ちょっとである。いや2回目もそうだったのかもしれないが。しかもその犯人が驚きにはなってなかったのがねえ、うん。4回目は果たしていつになるだろうか。2019/09/23

旅人(𝒕𝒂𝒃𝒊𝒕𝒐)

12
今作は、登場人物が多くてみんなそれぞれに「怪しげ」な一面を見せてくるので、初めて読むんだったら少し大変かな~と思うけど、再読のため犯人がすぐに思い出せた。トリックは難しくなく、ひたすらフィアンセを思うエミリーの活躍がメインで、初期のクリスティーらしい作品です。自分がジムの無実を証明する…と張り切っても、どこかしら不安があって、突然の涙で「スッキリしたわ」と前向きに行動するエミリーが素敵♡2022/03/27

林 一歩

12
いつもの名探偵たちは登場しませんが、愛すべき登場人物満載。2013/02/18

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