ハヤカワ・ミステリ文庫<br> ブラック・コーヒー

ハヤカワ・ミステリ文庫
ブラック・コーヒー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 213p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150700744
  • NDC分類 932

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sakadonohito

15
戯曲の書籍化。面白かった。中身は台本のようになっているが別に読みにくいわけでもなく丁度よい長さの中にきちんとミステリーでアガサ・クリスティ的な展開があった。演出家によって個性が出そうな箇所もあり実際に演じているところを想像しながら楽しく読めた。2022/10/08

アヴォカド

5
小説版と、こちらの戯曲と両方読んでみた。こちらの戯曲のほうが、会話の流れはいい。当たり前か。キャラも鮮やかなような気がするし、全体に締まっている。ただ、小説版のほうで気に入っていたセリフがこちらにはなかったりして、あれは小説で付け加えたのだったか(それもアガサ本人じゃない)…とちょっと驚いた。2017/06/09

nagatori(ちゅり)。

2
小説版は読んだことがあったのだけど、この戯曲版は初めて。二幕から三幕へ移る時の「ええぇ、そこで終わるの!?続きは休憩の後なの!?」な感じの終わり方がたまらない。これ、本当に芝居で見てたら悶えそうだなあ。焦らされます。2014/04/09

よし

1
ポワロが殺人事件を解決する話。久しぶりの戯曲でしたが、それぞれの登場人物のキャラクターがとてもよく表れて いて面白かったです。「誰が犯人か」を考えるより、登場人物の間で交わされる会話を楽しむ作品のような気がしま す。 2011/03/06

みい⇔みさまる@この世の悪であれ

1
☆×3.5…途中からいわくありげな人物設定が多数出てくる作品。とくに、登場人物の二人の後の設定は強烈で、そのせいで事件の真相がうやむやになってしまうこと請け合いです。そういう強烈なインパクトのせいで犯人はなかなか捜せなくなる推理者泣かせであります。最後に出てくるポアロあわや…の描写はちょっとドキッとしてしまいました。2010/09/02

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