ハヤカワ・ミステリ文庫<br> ヒッコリー・ロードの殺人

ハヤカワ・ミステリ文庫
ヒッコリー・ロードの殺人

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 308p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150700379
  • NDC分類 933

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

財布にジャック

47
ロンドンにある留学生達の学生寮で、不思議な盗難が次々と起きて、その後殺人事件に発展していくという展開なんですが、いろんな国の登場人物がいて誰が誰やら憶えられないので、かなり苦戦しました。そして、ただの若者同士の寮内の揉め事かと思って読み進めていたら、事件は意外や意外、なかなか奥深いものがありました。クリスティーの犯人像って、結構嫌な奴で、真相が解った後、何だかムカムカしてきちゃうことが多いんですが、今回もやっぱり嫌な気分にさせられました。2011/06/12

yupi

28
結局、最後まで「登場人物一覧」を見ないと誰が誰だったか…名前はもちろん専攻も覚え切れなかった。盗難された物が日常よくある些細なもので、事件にどう関わってくるのかも楽しみに読んでいたけれど、思ったよりポアロの活躍が少なくちょっと残念だったかな。2014/12/17

Shoko

23
時間がないときの、こま切れ読書にクリスティ。ポアロシリーズ。全員 怪しく見えるのはいつものこと。最後、唐突にも感じる、2人の登場人物の結婚話に少し違和感を感じたけれど、あっさり読めて、満足。2017/04/30

OHモリ

13
〇「これはすべて、リュックサックからはじまっているんだ」 〇「彼女は私の母でした」 ●仕事関係の本と図書館の未読本が溜まっているのに、出張の友に「いちおう」持っていたはずなのに「とりあえず」読みだしたら止まらなくなって読了。読みやすいし読んではずれのない古典的推理小説作家アガサ・クリスティーの作品。とはいえ、登場人物が多いので途中まで読んでから最初に戻って人物リストを作ってメモしながら読み返したのだ。ミステリーの古典の中ではクリスティーは読みやすくて面白いと思っている。続きはブログに⇒2019/07/14

☆りはこ☆

13
アガサ三冊目。やばい……誰が生きてるのやら混乱した。犯人が少しずつ明らかになっていく系統のものは久々に読んだ。ただ、登場人物減らしてほしい。雰囲気は好き。2016/05/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/424389
  • ご注意事項