ハヤカワ・ミステリ文庫<br> ひらいたトランプ

ハヤカワ・ミステリ文庫
ひらいたトランプ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 308p
  • 商品コード 9784150700027
  • NDC分類 933

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

25
シャイタナ氏が催したパーティーで、シャイタナ氏が殺された。容疑者はかつて殺人を犯したのではないかと疑われている4人。そして探偵役もポアロを含めた4人。果たして犯人は誰なのか。そしてこの事件は誰の活躍で解決に導かれるのか。この物語にはポアロだけでなくバトル警視やレイス大佐まで登場してきて、違う物語で活躍していた登場人物が一堂に会していることに胸が躍った。オリヴァ夫人は初見だったのだが、彼女もどこかの物語で登場しているのだろうか。あやしいと思える人物が4人もいることが物語を掻き乱していて面白かった。★★★★☆2021/11/23

Shoko

23
ポアロシリーズ。ブリッジの勝負の仕方で、容疑者たちの心理とキャラクターを読み解くポアロ。小道具として選ばれた絹のストッキングを購入するシーンで思わず笑ってしまった。いつものことだけれど、私の犯人当ては全然当たらない・・その方が面白くて良いんだけど。2016/10/27

そんれい

17
予想をひっくり返されました😅手がかりが何もなく、一見関係のない質問等により心理を読んで犯人を推理する。淡々と犯人が、あぶり出されて、著者のミステリーは、こういうものだと思っていたら……‼️‼️‼️✨ブリッジの説明は最初にあっても、良かったな。セブンブリッジにしては何か分からんなと思ってた😄2019/09/14

本木英朗

17
クリスティー中期の名作の一つである。俺は中学・高校・大学・社会人と今までに4回読んだ。大学と社会人は真相まで全部知ってて読んだけど、それでも面白かった。今回が5回目だが、今回は最初から最後まで全く分からなくて、それがまたよいのであった。シャイタナ氏の奇妙な申し出をポアロの興味をひいた。殺人の前歴のある人間たちばかりを集めてパーティを催すというのだ。そして食後、客たちがブリッジに熱中しているころ、シャイタナ氏は……という感じ。すごいよ、うん。やっぱりポアロ、そしてクリスティーだぜ。また読みたいなあ。2019/06/13

K

12
ポアロシリーズ。ブリッジを知らなくても十分楽しめますね。ただ、最後がちょっと駆け足気味だったのは気になるところ。もっと伏線なりそれらしい描写があってもよかったと思う。2015/01/28

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