ハヤカワ文庫NF ハヤカワ・ノンフィクション文庫<br> ずる―嘘とごまかしの行動経済学

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ずる―嘘とごまかしの行動経済学

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  • サイズ 文庫判/ページ数 329p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150504151
  • NDC分類 331
  • Cコード C0133

出版社内容情報

行動経済学の第一人者が、誰しも抱く「少し得したい」という「ずる」の心理を徹底解明

内容説明

クリエイティブな人、偽ブランドを身につけている人、共同で仕事をする人は、「ずる」しやすい?不正による報酬が高額になると、ずるはむしろ減る?キャッシュレスになると不正が増える?行動経済学の第一人者であるアリエリー教授が、楽しい実験を通して「ずるをするのは悪人だけではない」ことを明らかに!私たちがちょっとした嘘やごまかしを正当化してしまうからくり、ずるを未然に防ぐ効果的な方法を考える。

目次

なぜ不正はこんなにおもしろいのか
シンプルな合理的犯罪モデル(SMORC)を検証する
つじつま合わせ仮説
ゴルフ
自分の動機で目が曇る
なぜ疲れているとしくじるのか
なぜにせものを身につけるとごまかしをしたくなるのか
自分自身を欺く
創造性と不正―わたしたちはみな物語を語る
感染症としての不正行為―不正菌に感染するしくみ
協働して行なう不正行為―なぜ一人よりみんなの方がずるをしやすいのか
半・楽観的なエンディング―人はそれほどごまかしをしない!

著者等紹介

アリエリー,ダン[アリエリー,ダン] [Ariely,Dan]
行動経済学研究の第一人者。デューク大学教授。ノースカロライナ大学チャペルヒル校で認知心理学の修士号と博士号、デューク大学で経営学の博士号を取得。その後、マサチューセッツ工科大学(MIT)のスローン経営大学院とメディアラボの教授職を兼務した。この間、カリフォルニア大学バークレー校、プリンストン高等研究所などにも籍を置いている。また、ユニークな実験研究によりイグ・ノーベル賞を受賞

櫻井祐子[サクライユウコ]
翻訳家。京都大学経済学部卒。オックスフォード大学院で経営学・哲学修士号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マエダ

101
不正はどこにでも見られるのに、自分たちがどうやって不正に魔法をかけられるのかを本能的に理解することができず何より自分が不正をするなどとは思ってもいない。とても見聞の広がる一冊であった。2016/11/04

はるき

29
 あなたも私も皆ちょいちょいズルをする。意識的にも、無意識にも。「100円は絶対盗まないけど、会社の200円の備品は失敬しちゃう。」この話にハッとする人多いんじゃないでしょうか?嘘をつかない人間はいないし、実際生きていく上でそれは無理。それを踏まえた上で、週のうち3日くらいは正直者でいたいものです(^^)/2019/08/26

ポタオ

27
とびとびに読んでしまってあまり内容が入ってこなかったです。ですが、いつものアリエリー先生の本のように、実験に基づいた事実を書いていくスタイルはよんでいてわかりやすかったです。2018/04/24

デビっちん

26
誠実な人間でありたいと思いつつ、一方でごまかしをすることで他人よりも得をしたいとも考えるのが人間です。これら2つの相反するベクトルを「辻褄合わせ係数」を無意識に調整して行動していることがわかります。この変数がどういった時にどう変わるかを数々の面白おかしな実験で証明してくれているのが本書です。誠実な人間になりたい人は、「辻褄合わせ係数」が発動しないような仕組みを考えるべきで、そのヒントは本書の中にあります。2019/11/26

空猫

23
やっと読了。試験の前に学生の親族の訃報が増加する,備品がくすねられる事から大企業の巨額な不正行為まで悪いと分かっていて何故人はずるするのかを検証した一冊。みんなでやれば怖くないは本当か?自分自身が一番だましやすい,疲れている時は特にずるしやすい(昨日まで頑張ったから今日位は…)。知能,人種,文化とずるの間に相関性はない。ずるという人間的な弱点を前に効果的な対策はあるのか?自分のずるの原因を理解することで自分を制御することは可能である。漠然と感じていた事も実験データを元に検証されるとすごく府に落ちた。2017/01/09

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