内容説明
欧州宇宙機関は、おなら感知探査機を打ち上げて火星人の存在を確認しようとした。英国南極研究所は、飛行機が上空を通過するとペンギンが転ぶという噂の真相を確かめるため、軍隊までかりだして実験をした…とんでもない笑い話に聞こえるが、当の科学者たちは至極まじめに研究しているのである。時にイグノーベル賞を受賞してしまうほどの大研究をなんと54本も一挙に紹介!知の魅力を凝縮したサイエンス・コラム集。
目次
自殺の饗宴
おあつらえの羊
美術鑑定士ハト
一三日の金曜日
ロック・アラウンド・ザ・ドッグ
二一時八分のヴァン・ゴッホ
ペンギンは空を見あげて転ぶのか
ダーウィン君、お口をあけなさい
綿菓子のなぞ
世界は楕円形
毛深くなくてよかった
侮辱の教授
マーフィーの食卓
未確認飛行ウイルス
串刺し事件
知性ゼロ
星の数ほど、砂の数ほど
チアリーダー診療科
叫ぶ冷凍庫
魚が泣いている
プルーストを求めて
満ち潮の物理学
キリンはくさい
コカイン汚染紙幣
危険なヤシの木
火星人のおなら
エクスタシーの科学
山は動く
恋愛の病理
よきあくび友達
光るウサギ
沈黙と静寂、この大いに語るもの
おならをしないインゲン豆
世界ゴルフ科学会議
放火する消防士
粉砕メニュー
ノンアレルギー・キャット
ブラジャーの科学
ニワトリの歯
失業感染症
ピンナップの科学
ブランコの新しい揺らし方
イギリス料理人の情熱
まるで映画のように
キャット・タイピング
マイノリティ・リポート
ワールドカップと心筋梗塞
恋愛のススメ
煙と消えたプロジェクト
左利きは短命
ストレスの島
チップ倍増作戦
ゾウの運動学
しゃっくりのなぞ
著者等紹介
ロネ,エドゥアール[ロネ,エドゥアール][Launet,´Edouard]
フリーのサイエンス・ジャーナリストを経て、現在はフランスの日刊紙「リベラシオン」の文化欄担当記者を務める
高野優[タカノユウ]
早稲田大学政治経済学部卒、翻訳家
柴田淑子[シバタヨシコ]
東京教育大学理学部卒、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Ayumi Katayama
naimon
in medio tutissimus ibis.
Te Quitor
さぶろうの領土