ハヤカワ文庫
ブラックホーク・ダウン〈上〉―アメリカ最強特殊部隊の戦闘記録

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  • サイズ 文庫判/ページ数 326p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150502645
  • NDC分類 391.3
  • Cコード C0131

内容説明

1993年10月3日、ソマリアの首都モガディシュに米軍特殊部隊が空挺降下。任務は国連の活動を妨げる武装組織アイディド派の幹部を拉致すること。それは一時間ほどで終わるはずだった。だがブラックホーク・ヘリが撃墜されたことで部隊は絶望的な孤立状態に陥ってしまう…兵士や現地の人々の視点から凄絶な戦闘を再現し、ポスト冷戦の一大転換点を刻印した傑作戦争ノンフィクション!超大型映画原作。

目次

第1部 空挺強襲
第2部 ブラックホーク墜落
第3部 撃破

著者等紹介

伏見威蕃[フシミイワン]
1951年生、早稲田大学商学部卒、英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

79
1993年ソマリアで起こった事件を描いたノンフィクション。内戦が続くソマリア。国連の要請により多国籍軍が派遣される。武装勢力アイディド派の指導者逮捕という作戦のため出動した米国の特殊部隊だが、予想を上回る反撃に遭い、ヘリは撃墜され作戦は思わぬ事態に。結末とこの作戦の是非については読み終わった後で考えたい。一つ言えることは街に暮らす人々は彼らの存在をこう見ているということ。「俺たちの街にやってきて銃弾をばら撒き、死を撒き散らすこのアメリカ人どもは、いったいどういう連中なんだ?」全編に硝煙と血の匂い。2016/04/21

ぱちお

21
似たような町並のため上空から指示してもなかなか伝わらない。町中敵なのは恐ろしいだろう。圧倒的な戦闘シーンで市街戦というのが混乱の極みであることがよくわかる。2015/08/12

slider129

12
敵味方双方に正義があって戦争は始まるが、戦闘の極限状態では生き残る為には殺される前に殺すだけでしかなくなるのが常。読むだけでそういった緊迫感の真っ只中に入り込める。ただし、活字で描写されるだけに、映画と違って戦闘時の各部隊の位置関係が今一つ理解出来なかったのだが、その辺りも実際の部隊の混乱ぶりとリンクして、ある意味リアルに感じられた。2014/08/31

中島直人

7
凄い本。圧倒される。2014/03/30

okaka

6
とりあえずこの様な本がベストセラーになるアメリカと、自衛隊を派遣する度に大騒ぎになる日本との差を思ったり。2014/02/20

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