内容説明
「世界最強の特殊部隊」の異名を持ち、国際紛争やテロ事件の陰で活躍する英国陸軍SAS(特殊空挺部隊)。本書は、湾岸戦争から奇跡の生還を果たした元SAS軍曹が、世界各地で展開した極秘作戦を赤裸々に語ったものである。またそこには、実戦によって磨きあげられた戦闘テクニックや最新兵器の扱い方など、第一級の軍事情報が豊富に織りこまれている。その衝撃的な内容ゆえに英国政府から発禁命令を受けた注目の手記。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
彬
4
著者の生い立ちからSASに入隊するまでの苦労と、入隊してからの苦労を綴ったもの。もちろんそれ以外にもSAS選抜試験がどのようなものか、どんなことを学ぶのか、そこに属している人たちはどのような人間なのかも書かれている。正直、著者の印象は子供時代のが強く、好奇心旺盛な脳筋(失礼)なのだが…下巻で印象が変わるのだろうか…。軍事に強い人には興味深い内容だとは思う2013/08/06
y
3
ギャグでなく本当に英国人にとり紅茶は欠かせないらしい。「え、ここで?」というような緊迫した場面で「…そして我々は紅茶を飲んだ。」と…これからIRAと銃撃戦という修羅場でも装甲車には紅茶ポット・お茶菓子完備。日本の第1空挺団や特殊作戦群も何かと煎餅を頬張りながら緑茶を飲んでいるのだろうか?…想像がつかない。こんなに紅茶が好きだとバレてしまうと、それ自体弱点にならないのか?だから英政府から発禁訴訟を起こされたんでは?あと何かと皆で記念写真を撮ってるっぽいのも意外。写真なんか1枚も残さないノリかと思ってたのに。2012/02/05
ハジメ
3
再読。隊員たちのジョークがひねくれていてとても面白い。下巻も楽しみ。2011/02/26
エヌる@遅れてきたルーキー
2
以前読んだ「ブラヴォー・ツー・ゼロ」の作者と気づかずに購入。前日談の立ち位置でいいのかな?上巻は生い立ちからSAS入隊に至る訓練の部分がメイン。他の方も感想に書いている通りマジで紅茶ばっかり飲むのな。さすが戦車の中にポットのある国イギリス。笑いの基本は緊張と緩和というけれど、そういう意味も含めてユーモアのある一冊。2021/11/04
まんぼう
1
この巻はほとんどSASに入隊するまでの話。