ハヤカワ文庫<br> ツーリストの帰還〈下〉

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ハヤカワ文庫
ツーリストの帰還〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 334p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150412944
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

移民の娘アドリアナの殺害指令の背後には、いかなる陰謀が存在するのか?ミロは新たな上司に真相を問い質すが、かんばしい答えは返ってこない。教えられたのは、ツーリズム部内に中国のスパイが潜り込んでいるようだとの情報だけだった。一方、ドイツ連邦情報局のシュワルツは、アドリアナ拉致の容疑者として、ミロの身辺を探っていた。局内部の親米派からの妨害に苛立ったシュワルツは、強硬手段に打って出ることに…

著者等紹介

スタインハウアー,オレン[スタインハウアー,オレン] [Steinhauer,Olen]
作家。1970年生まれ。ヴァージニアで育ち、その後、アメリカ各地を転々とする。最終学歴はボストンのエマーソン大学創作科修士課程修了。2009年発表の『ツーリスト』が、ベストセラーを記録。現在、ドイツとハンガリーを拠点に活動中

村上博基[ムラカミヒロキ]
1936年生、東京外国語大学ドイツ語科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chiseiok

26
読み応えありました!上巻後半からの展開がさらに激しさを増し、ページを繰る手が止まらない。敵が味方に味方が敵に、真実の裏の真実にはまた裏があり、あんな人が実はこんな人だったり、全く落としどころが見えない。そして壮絶なクライマックス…の後の更にショッキングな…。物語のチカラに押されてぐいぐい読み急いじゃいましたが、はっきりいって自分、細部ケッコウ分かってないかもです(^^;。未翻訳の三作目はいつ出るんだろう、出してくれますよね?ハヤカワさん! 2014/08/08

RIN

19
事態の急展開に次ぐ急展開に、翻訳がどうのこうのなんて吹っ飛んであっという間の一気読み。考えてみれば東西冷戦時代って諜報の世界にとってはとてもシンプルな佳き時代だったのかも。今は複雑過ぎて誰が味方で誰が敵やらどの次元でもカオスな時代。テロや難民問題で揺れる欧州のうち異彩を放つドイツのお国事情がこんなだなんてちょっとした発見。難民受け入れに積極的にならざるを得ないわけだ^^;。第三部、早く早く!という結末だったが、原作出版から3年経っても邦訳が出ないのはココでもレビューの少なさに現れている事情?早く読みたし!2015/11/22

しゃお

16
ミロに、そしてツーリストそのものに迫る危険の中で、真実は果たして一体何なのか。そしてツーリストとして生きてきたミロが願う、普通の家庭を築くという事ができるのか。幾重にもヴェールがかかっているような、見えそうで見えない真実が見えた時、ミロに起こる事態はまさに〈ブラック・ブック〉に記したような物事の理。その〈ブラック・ブック〉の内容を序盤から散りばめられていると、ツーリストが向き合う事になる現実が、よりアイロニーを感じれて良かったかな。しかし、ミロが翻弄されたように、読みながら翻弄されたエスピオージでした。2014/12/30

わたなべよしお

8
 どんどん面白くなって、下巻はほとんど止まらないほどだった。オレンスタインハウアーはル・カレに比されるが、その非情さ、過酷さ、透徹した哀しみなどは共通しているものの、僕はオレンスタインハウアーの方がわかりやすくて、ずっと面白いと思う。ツーリストシリーズは、さらに最新刊があるようなので、またミロに早く会いたい。2013/12/03

ぎん

4
ツーリスト3部作の2作目とのことだが、この終わり方で3作目がどうなるのかとても気になる。展開を忘れないうちに次を出してほしい。運命に流され過酷なツーリストとして生きながらも、幸せな家庭を夢見て苦悩するミロはスーパーヒーローではなく人間的な弱さを持つだけに魅力的。彼の活躍や苦悩をもっと読んでいたくなる。2014/03/19

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