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ハヤカワ文庫
LIMIT〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 617p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150412227
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

内容説明

ケニー辛の仮借なき追跡をかろうじてかわしたジェリコと瑶瑶は、彼女が持つ情報の断片の中で粛清を予告された男ドナーを救うため、屠天とともにベルリンへ飛んだ。そして辛と赤道ギニアのただならぬ関係を彼が知っていると察知する。が、そのドナーに辛が迫っていた。月では月面ツアーのさなか、オルレイにホテル・ガイアがテロの標的だとの報が入る。カナダでは、暗殺未遂事件の真相に肉迫するケオワに魔の手が伸びる。

著者等紹介

シェッツィング,フランク[シェッツィング,フランク][Sch¨atzing,Frank]
1957年、ドイツ、ケルン市生まれ。大学ではコミュニケーション学を専攻し、卒業後は大手広告会社でクリエーターとして活躍する。その後、ケルンで広告代理店と音楽プロダクションを設立した。その仕事のかたわら小説の執筆を始め、1995年に『黒のトイフェル』で作家デビュー、同書はベストセラーとなった。その後、ミステリや冒険サスペンスなどを発表し、好評を博す

北川和代[キタガワカズヨ]
ドイツ文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とくけんちょ

54
ようやく、ここまできました。次はいよいよラスト。誰がどうやって陰謀を阻止するのか、そして、世界の行く末はどうなるのか。単純にどう物語は終結するのか。作者の腕の見せ所、期待させてもらいます。未来のエネルギー問題、覇権を争う各国の思惑。壮大な物語、必ず読み切ろう。2021/09/17

RIN

10
2巻まで話がどこへ向かっているのか読みながら頭の中がカオスだったが、ようやく面白くなってきた!!やっぱりフランクシェッツィングといえば陰謀ものだ!誰が裏切り者で誰が黒幕か??こうでなくっちゃ。それにしても相変わらず、背景説明が半端なく緻密な作家さんだ。原書もそうなのか、訳のせいなのか、前半の赤道ギニアの政変の説明の時の一本調子と、人が喋り動き出した時のイキイキ感の落差といったら。。。それでもこの緻密な背景説明も癖になる。このまま4巻へ。2012/06/12

hiyu

6
ようやく来たかという感じ。ちょっと疲れた印象はぬぐえないが、次でラスト。どうなるか見てみたい。2017/12/09

めだか

6
なんとかここまで頑張って読んできてよかった・・・やっと読むペースが普通の本と同じくらいになった(笑)この勢いに乗って4巻にいきたいと思います。2010/10/25

Tetchy

6
しかし長い。長すぎる。不要なエピソードが目立った。例えば赤道ギニアの歴史なぞは要約すれば2ページに収まるくらいの話だ。とにかく知りえたことを全て書かなければ気が済まないという思いが行間から滲み出している。全体のバランスをもっと考えて細を穿つところを考えて欲しいものだ。恐らく実際取材に当たり、執筆に5年費やした作者にしてみれば、これでも泣く泣く削らざるを得なかったエピソードがあったのだとのたまうことだろうが、それは己が調べて得た知識を披露したいという自己顕示欲に過ぎない。ほとんど自己満足の領域に陥っている。2010/08/15

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