内容説明
ダーウィン・マイナーの職業は事故復元調査員。その仕事はまるでパズルのような事故の原因や事故の裏に潜む意外な真実を、あらゆる角度から科学的に明らかにすることだ。ある事故調査からの帰途、突如サブマシンガンで銃撃された彼は、愛車ＮＳＸを穴だらけにされながら、咄嗟の回避行動で九死に一生を得た。襲撃者は、なんとロシア・マフィアが送り込んだ殺し屋だった…鬼才が迫力の筆致で描く冒険ハードアクション巨篇。
著者等紹介
シモンズ，ダン［シモンズ，ダン］［Ｓｉｍｍｏｎｓ，Ｄａｎ］
１９４８年生まれ。教鞭をとりながら創作を始め、『トワイライト・ゾーン』誌のコンテストで一席に入選した短篇「黄泉の川が逆流する」でデビュー。長篇第一作『カーリーの歌』（１９８５年）で世界幻想文学大賞を受賞した。その後、ブラム・ストーカー賞を受賞した『殺戮のチェスゲーム』（８９年）などのホラーだけでなく、ＳＦのジャンルでも精力的に作品を発表する。『ハイペリオン』（８９年）に始まる四部作では、ヒューゴー賞、英国ＳＦ協会賞を受賞するなど世界中で高い評価を得た。コロラド州に在住
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感想・レビュー
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コージ
4
NSXとベンツとのカーチェイス。グライダーとヘリとの空中戦。ラストはロシアマフィアとの銃撃戦と盛りだくさん。またクルマの名前での知り取りゲーム？みたいのでマイナーなトヨタのターセルの名前が出て来たのは思わずニヤリ。ただ事故調査で残念なのはトヨタカムリのエアーバックは運転席、助手席で個別に展開するのは間違いのハズ。本文でカムリが木の柵をなぎ倒して、崖下の大きな岩に激突して大破するシーンがあるが柵をなぎ倒した時にエアーバックが展開するのでは無く岩に激突した時に展開するのが普通。それ以外は楽しめた。2020/12/09
yamunamu
2
事故の調査の部分が興味深く、物語も面白かったです。2010/02/20
komatu
1
シモンズの本ではかなり意識的に優等生ヅラしてるというか、ジャンル小説してるなあと思った。つまり物足りないということなんだけど、その中でも調べた面白エピソードをぶっこむ手際は流石の一言。2015/10/23
名無し
1
初シモンズです。ウワサには聞いていたが膨大でマニアックな知識に圧倒された。特に事故調査に関するうんちくは大変興味深かった。しかしそれ以上に興味、というか疑問を抱いたのが主人公の経済力だ。NSXって一千万円くらいしたような気が。物語中に出てくる資産合計すると億越えてると思う。いや、だがしかし最優秀の保険調査員にはそれだけの価値がありそれ故に超高給取りになり得たのかも。えーとキートンさん、そうですよね。2015/06/24
Junichi Kitazawa
1
ダン・シモンズなのに転位ゲートもコムログも惑星移動も出て来ない！！！でも最高に面白い！！！2012/09/11
