内容説明
CIAが旧ソ連からひそかに亡命させ、保護・監視していた元KGB大佐のマリク。その彼が4人の女子学生を惨殺し、姿を消した。外聞をはばかるCIAは内密裡に彼を捕らえることを決定、元工作員のカリーに白羽の矢を立てた。カリーは不正事件で罪に問われ服役中だったが、自由と引換えに捜索に乗り出す。かくして、プロ同士の熾烈な闘いが始まった!冒険小説の旗手ポロックが新境地を開いたノンストップ・サスペンス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コージ
4
ポロックの作品は今までに3冊読んだが主人公は元軍人。しかも特殊部隊の元精鋭。今回の作品は覆面作家として描いた作品で主人公は元CIAの工作担当官。スパイ小説かと思って読んでいたが連続殺人犯を追う話。FBIと警察が猟奇殺人犯を追う。CIAは先に犯人を追って抹殺する理由があった。読み終わると「絵に書いたような映画的なストーリー」だった。実際に映画で観たんじゃないかと錯覚するぐらい。今更だけどポロックの作品を追ってみようと思った。2020/12/02
こみっく
3
組織をかばって投獄された元CIAの男が自由の身と引き換えにCIAの不始末を秘密裏に片づけるよう依頼される。そこに特ダネを嗅ぎつけた元警官の美人記者が同行し・・・。設定は面白いが都合良すぎる展開が多いかな。サクサク読めて後味すっきりという感じ。2020/09/26
tai65
3
星5つ2019/11/01
雅
1
少人数のサスペンスは楽しめる2017/08/12
としし
1
正に文句なしのエンターテインメント小説。ポロックの他の作品よりくだけた感じで読み易かった。ストーリーもキャラも魅力的。2016/07/21
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- 和書
- 一般人名語録 講談社文庫