内容説明
コングロマリットとの合併をひかえて熾烈なパワーゲームがくりひろげられるハイテク企業、ディジコム社。昇進への期待に胸をふくらませて出社した製造部長サンダーズは、いきなり足もとをすくわれた。自分がつくはずだったポストを、昔の恋人である女性メレディスに奪われたのだ。しかもメレディスに誘われたセックスを断わると、翌日さらに驚天動地の事態が彼を待っていた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
30
女性上司からのセクハラ・パワハラというなかなか難しい問題を抱えてしまうサンダーズ。これからどう窮地を脱するのか。下巻へ。2015/04/07
塩崎ツトム
3
「ハラスメントは権力と云うものが存在する時に、男女関係なく起こる」。まさにそう!2013/12/11
せんにん
2
クライトンというと「ジュラシック・パーク」や「タイムライン」などのSF小説のイメージが強いが、この本は打って変わって現代社会で起こるトラブルを題材にした小説である。セクシャル・ハラスメントは男が女に行うものだという常識を覆し、我々にその手の訴訟の全く新しい概念を提示した小説であるといえる。2012/02/29
May
1
読了12作目。11作目(1994読了)からだいぶ空いているなぁ。1997/04/01
greenish 🌿
1
コングロマリットとの合併をひかえて熾烈なパワーゲームがくりひろげられるハイテク企業、ディジコム社。昇進への期待に胸をふくらませて出社した製造部長サンダーズは、いきなり足もとをすくわれた。自分がつくはずだったポストを、昔の恋人である女性メレディスに奪われたのだ。しかもメレディスに誘われたセックスを断わると、翌日さらに驚天動地の事態が彼を待っていた