ハヤカワ文庫<br> 栄光の艦隊決戦

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ハヤカワ文庫
栄光の艦隊決戦

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  • サイズ 文庫判/ページ数 523p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150407810
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

1804年10月、ボライソー中将は懐しいハイペリオン号に座乗し、カリブ海でスペインの財宝船ルートを遮断する任についていた。折しもフランスとスペインは強力な艦隊を擁して、英国本土侵攻を目論んでいた。英国艦隊にとって仏西艦隊の出撃を阻止することが至上命令。ボライソーもまた封鎖任務に加わるため地中海に派遣され、スペイン艦隊と死闘を展開する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鐵太郎

10
1804年から。リチャード・ボライソー 海軍中将48歳 旗艦・戦列艦ハイペリオン号(74)。ナポレオン戦争と総称される第二次英仏百年戦争の末期の大イベントの一つ、トラファルガル海戦(1805年)に至る海上戦闘で、いったい何があったのか。妻と疎遠になったボライソーは誰に出会うのか(笑)。それを察知した妻ベリンダの悪女ぶりがお見事(おい)。不倫だらだらはともかく、海戦の描写は見事なケント節です。その上、ボライソーの眼の悪化、というハンディの行く末はどうなる?2012/10/15

とらやん

1
やっぱり帆船物はボライソーでしょう。 と、ここに戻ってくる。 よく考えたら、ワシにはそうそう寄り道をしている時間はないんだ。 ボライソーシリーズは、他の帆船物と比べ、 勇壮な中にもセンチメンタルな所があって、 それがそそられるんだよなあ。 今回は有名なトラファルガー海戦の陰に隠れた、 スペイン艦隊との戦いを描く。 血湧き肉躍る海戦の合間に見せる、 ちょっとメランコリーな感じが、 主人公に人間性を与えている。 イイ感じ。 まあ、登場人物をすぐ殺してしまうという欠点は、 相変わらずなんだけどね。2011/07/21

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