感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
11
1800年、リチャード・ボライソー海軍少将44歳 旗艦・戦列艦ベンボウ号(74門・トマス・ヘリック艦長)。彼の元に集まる部下たちを指して「幸いなる少数」と評した副官ブラウンeが初登場。コペンハーゲンの海戦の前哨戦などの歴史を踏まえた冒険と、私生児だった甥っ子アダム・パスコー海尉の無鉄砲が今回の目玉かな。そして「ご同輩ディック!」という下層水兵の声。「新しい女」も出てきますが、どうもいろいろ突っ込みたくなる。(笑)2012/06/20
カラヤ3
1
戦隊司令官になったボライソーだが昔なじみの部下たちが戦隊の各艦長となっていて心強かったことだろう。ボライソーは人妻とか他人の婚約者を奪う形となることが多いが、作者の好みだろうか。2018/06/10