感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
6
ケントさん、お見事。キャラが立ってます。ストーリーは錯綜し、危機また危機、バランスよく冒険譚が続きます。この重厚さが、ケント節というもの。クーツ提督の野心、ピアズ艦長の煩悶、ケアンズ海尉の暖かい目、スパーク海尉の狂気、ブローピン海尉の焦燥、クイン海尉の後悔、フルード海尉の無念... ボライソー20~22歳のケント節、最高です。 2011/12/24
カラヤ3
1
4番目の士官として乗り組み、幾多の戦闘をへて副長の次の2番目の士官にまで昇進する。この時代の海戦の描写が柏陵有る。2018/04/17
梓川十三
1
たった425ページの文庫がなんと厚く感じたことか。つまらなかったという意味ではなくて、その密度とめくるめく状況の変化がそう思わせたのだと思う。一冊の間にどれだけのことが起こったのやら。ホーンブロワーは明晰な頭脳による機転が魅力であったが、ボライソーはその思い切った判断と勇気が魅力のようで、なるほど海の勇士というサブタイトルに納得という感じ。続きが楽しみだ。 2011/01/23
本吉
0
ボライソー・シリーズ(第2巻) 歴史年代順・第5番目 2度目の読了。 4等海尉から2等海尉まで昇進。 2015/11/24