ハヤカワ文庫JA<br> 最後にして最初のアイドル

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ハヤカワ文庫JA
最後にして最初のアイドル

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150313142
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「神狩り」以来42年ぶりにデビュー作で星雲賞を受賞した表題作をはじめ、オタク文化と暴走する奇想が脳を揺さぶるSF、全3篇。

内容説明

“バイバイ、地球―ここでアイドル活動できて楽しかったよ。”SFコンテスト史上初の特別賞&42年ぶりにデビュー作で星雲賞を受賞した実存主義的ワイドスクリーン百合バロックプロレタリアートアイドルハードSFの表題作をはじめ、ガチャが得意なフレンズたちが宇宙創世の真理へ驀進する「エヴォリューションがーるず」、書き下ろしの声優スペースオペラ「暗黒声優」の3篇を収録する、驚天動地の草野原々1st作品集!

著者等紹介

草野原々[クサノゲンゲン]
1990年生まれ。広島県出身。慶應義塾大学環境情報学部卒、北海道大学大学院理学院在学中。2016年、『最後にして最初のアイドル』が第4回ハヤカワSFコンテスト特別賞を受賞し、電子書籍オリジナル版として配信され作家デビュー。同作は2017年に第48回星雲賞(日本短編部門)を受賞し、著者自身も第27回暗黒星雲賞(ゲスト部門)を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

187
おもしろかった!表紙からは想像ができないくらい壮大なスケールのハードSFとサブカルとスプラッターと百合がごちゃまぜになった中編3本立て。アイドル、ガチャ、声優などの要素を交えながらも、時間と空間、進化と生命、宇宙とエネルギーといったテーマを織り交ぜ、しかもそれらを長ったらしく説明くさくならないように軽快なテンポの物語にまとめるのは豊富な知識とセンスと技術の賜物だろう。現代日本だからこそ生まれたSFであり、その意味では時代性もあるのかもしれない。まあ、クセが強いから読む人を選ぶ本ではあるけど、好き。2018/10/23

なっぱaaua

94
凄い。思わず「表紙で騙されてはいけない。SFだよ、凄~ぇSFだよ、超馬鹿SFだよ」とSNSで呟いてしまいました。3つの短編。SF、科学、宇宙、アイドル、ソシャゲ、けもフレ、まどマギ、声優のごった煮。「わけがわからないよ」となりながらもスピード感があり読ませること。いつも物語を読むときに姿かたちを想像して読むのですが、この3作品は想像しきれなかったし、想像したとしても相当えげつないモノになってしまって、気持ち悪さに苦笑いするしかありませんでした。新人作家さんという事ですが、次は一体何をどの様に書くのだろう。2018/04/14

藤月はな(灯れ松明の火)

90
「愛すべきオタク文化 meets 壮大なガチガチハードSF」という奇跡の融合が生み出すは、脳内麻薬大放出!女の子なのに容赦のない臓物ビシャビシャと人権無視なグロと搾取描写!そして百合ひゃっほい!真逆、表題作が「ラブライブ!」の同人誌だったなんて。読んだ後でこのポップな表紙を見てみると悲鳴と笑いがこみ上げて仕方がありません・・・(笑)「エボリューションがーるず」は一人の願いによる「進化による運命性」を無にする世界再創造よりも課金廃に導く期間イベントやガチャの悪質さの方が恐ろしいな。2018/03/26

MICK KICHI

62
表題作と「暗黒声優」が星雲賞受賞作。SNS、ソシャゲ、アイドル、声優とオタクワールド全開の題材に、ハードSFを絡ませる展開に圧倒される。ロリとか百合を予想するといきなり奈落の底に突き落とされるので注意。グチャグチャ感覚は本質的に苦手なのに、良くぞ読ませてくれました。ストーリーと設定の吸引力は半端じゃなかった…。リアルにSNSして、ソシャゲして、アニメ観る立場としては、アグっと刺されるネタ満載なのがイタタタッでしたね。リアル「エヴォがる」プレイ希望….しないな。古代生物キモイわ。2020/07/05

よっち

62
会いに来る新世代のアイドルを描いた「最後にして最初のアイドル」ガチャに取り憑かれたフレンズたちが宇宙創世の真理へ驀進する「エヴォリューションがーるず」異能の声優たちが銀河を大暴れする「暗黒声優」の三編が収録された作品集。何か凄いらしい…とは聞いてましたが、オタクの心を掴むキーワードのはずが全く別の何かに成り果てていて、一方でSFとしては壮大なスケールの物語だったりで、そんなギャップがこの本を読む前提としてあるために、その強烈なインパクトをどう評価すればいいのかちょっとよく分からなくなった一冊でした(苦笑)2018/02/16

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