ハヤカワ文庫<br> know

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ハヤカワ文庫
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  • サイズ 文庫判/ページ数 354p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150311216
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

超情報化を遂げた2081年の日本、京都。情報庁で働く主人公は、地球規模のネットワークシステムの中に、行方不明となった大学教授が14年前に書き残したメッセージを発見する

内容説明

超情報化対策として、人造の脳葉“電子葉”の移植が義務化された2081年の日本・京都。情報庁で働く官僚の御野・連レルは、情報素子のコードのなかに恩師であり現在は行方不明の研究者、道終・常イチが残した暗号を発見する。その“啓示”に誘われた先で待っていたのは、ひとりの少女だった。道終の真意もわからぬまま、御野は「すべてを知る」ため彼女と行動をともにする。それは、世界が変わる4日間の始まりだった―

著者等紹介

野崎まど[ノザキマド]
東京都生まれ。2009年、第16回電撃小説大賞においてメディアワークス文庫賞を受賞した『「映」アムリタ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

481
知的興奮に満ちていて引っ張られる。これこそSFを読む醍醐味。内容は重厚だがライトノベル的な軽さで語り、伝奇ロマン的な味付けさえして色彩豊かなイメージを作り出してしまうのもまた芸か。先が知りたくなる展開や作品のテーマからしてknowというタイトルもこれしかない感がしてピッタリだと思う。コンパクトにまとまりすぎな気がしないでもないが著者はさらに上をゆく傑作を書けそうな予感があるのでさらなる期待は新刊で応えてもらおう。あと山田正紀初期の神テーマSF作品群を連想した。青春小説と哲学的SFが同居してる感じが近い。2014/05/30

まりも

254
野崎まどが描く常軌を逸したある少女の物語。面白いことは確かなんだけど、期待していた程ではなかったというのが正直なところでしょうか。1章はこれぞSFといった感じでワクワクさせてくれたのですが、2章以降がラノベ的すぎたせいでそれ以降の印象が薄くなってしまったのが残念。「2」で感じたような、読み手をゾクッとさせる狂気の描き方が足りていなかったような気がします。黒野崎まど作品らしい尖り具合は感じられたので、それなりに楽しめた事は確かですが。どうせならもっと突き抜けて欲しかったなぁ。2015/07/28

た〜

193
果たしてこれは本当に野崎まどの著書なのだろうか?天才が大好きなあたりらしさはあるが、あまりにも到達点が予想しやすい、かと言って直球勝負なわけでもない。「野崎まど」というテンプレートに添って作られただけの話と言った印象。2013/08/07

文庫フリーク@灯れ松明の火

191
野崎まどさん初読み。表紙イラストの少女の指先から伸びる赤い糸。ページを開く前、これを将来結ばれる相手に繋がる「運命の赤い糸」と勘違いした私はなんたる粗忽者(汗)ネットワークと通信して情報を取得する《個人最終端通信装置》脳外部からの膨大な情報の処理を行う《脳副処理装置》脳神経の状態を非接触的にモニタリングし、同時な非接触的に介入を行う《啓示装置》この三つの機能を備えた人造の脳葉《電子葉》の移植が義務化された2081年日本。《電子葉》の産みの親にして主人公・連レルが師と仰ぐ研究者・道終・常イチが託した少女は→2014/02/10

shin

182
情報を視覚、感覚的に取得できるようになった時代、情報庁官僚の連レルが行方不明の恩師に辿り着いた先にいた特別な少女 知ルと共に全てを知るための4日間が始まるお話。故事や仏教、哲学的な面も交え、普段あまり改まって考えない「知る」こととは何かを突き詰めていく展開に引き込まれた。知ルが見つけた答えは簡単には分からないかな…と諦めかけた所に、ラストの一文から伝わる世界が変わった感覚にゾクッとさせられた。読後の自分も含め人はどこまでも知りたい生き物なんだと思えたお話でした。個人的には最後の三縞くんに心がなごんだ。2013/08/16

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