ハヤカワ文庫<br> ゼロ年代SF傑作選

個数:
  • ポイントキャンペーン

ハヤカワ文庫
ゼロ年代SF傑作選

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月28日 09時38分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 339p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150309862
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

内容説明

2002年のJコレクション創刊に続き、2003年のハヤカワ文庫JA内レーベル「次世代型作家のリアル・フィクション」によって、日本SFはゼロ年代の“初夏”を迎えた。秋山瑞人のSFマガジン読者賞受賞作「おれはミサイル」、冲方丁の“マルドゥック”シリーズ外伝、日本SF大賞候補作『あなたのための物語』で注目の長谷敏司による傑作短篇ほか、SFマガジン掲載のリアル・フィクションを中心に精選した、全8篇を収録。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆかーん

61
2000年~2009年のことをゼロ年代と呼ぶようです。海猫沢めろんさや西島大介さんなど個性的な作品が多い中、今回もっとも感動した作品が長谷敏司さんの「土の豊穣」でした。英語が世界で一般化され、日本の言語や文化が失われそうな未来で、人類がいかに民族文化の根を絶やさずに生き残れるかに着目した物語。ITPシステム(経験伝達言語)を日本人向けに開発し、我々の文化をこの世に残すこができるのかを問いています。技術発展の影響で、日本文化が消滅しないよう、保存・維持の方法を考える時代が迫っているように感じました。2017/03/28

とくけんちょ

50
ほんとSFには、心をワクワクさせるものがあります。確かに合う合わないはあると思いますが。ベタですが、マルドゥックシリーズ、収録されているこの一作を読むだけのためであっても、本書を手に取る意味がある。実現しない世界観、それがサイエンスフィクション、筆者のカラーが出るのは当たり前。だからこそ、このような作品集で好みの作家を見つけることが、頭だけで敬遠せずに、SFを楽しめるチャンス。ジャンルに好みはありますけど、幅を広げてみるのも無駄じゃない2019/01/28

mm

22
冲方丁のマルドゥック・スクランブルから始まる。秋山瑞人の「おれはミサイル」がラストに配置されていて、ここで泣いたよ。一見、良さそう、便利そう、効果がありそうな事には、必ず裏面がある。一見正しく見えても、意図は邪悪だったりする。一見、利益を得られるように見えても、どこからか搾取しているだけかもしれない。。等々、パラドックスをどう料理するかの饗宴だね。2021/11/12

ぜんこう

21
全体に僕には合いませんでした。秋山瑞人「おれはミサイル」がミサイルとそれを搭載する航空機の会話というのが面白かった。唯一印象的だったのが、海猫沢めろん「アリスの心臓」のこれって、どうよ(^_^;) → エロい本であるところの二次元…が男子を三次元的立体として屹立させるとしたら…本物の女の子=三次元は、男子の全身を四次元的に昂ぶらせることが可能ではないかと…思うのだが2017/10/13

マウリツィウス

21
【「零」の刻む意味】「ゼロ年代」が実際に「神話を終焉させた」のではなく「神話を復元させた」事実を確認前提、古典主義化された文壇への批判根拠もまた含める。よって古代ギリシャの遺産を継承するのではなく情報メディア媒体から導き出された短編選集の意味とは《古典時代の復元意味》でもあり古典論説を否定する機能は含まれないことからも神話時代を彩る方法論を無意識踏襲したことが踏まえられるだろう。古代と古典を遮るのではないポストモダン批判に従来意義が介在、ゼロ年代に本来は含まれない「伊藤計劃」の称号を敢えて再記録した編纂。2013/07/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/453293
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。