ハヤカワ文庫<br> 時砂の王

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ハヤカワ文庫
時砂の王

  • 小川 一水【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 276p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784150309046
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

目次

西暦248年、不気味な物の怪に襲われた耶馬台国の女王・卑弥呼を救った“使いの王”は、彼女の想像を絶する物語を語る。2300年後の未来において、謎の増殖型戦闘機械群により地球は壊滅、さらに人類の完全殱滅を狙う機械群を追って、彼ら人型人工知性体たちは絶望的な時間遡行戦を開始した。そして3世紀の耶馬台国こそが、全人類史の存亡を懸けた最終防衛線であると―。期待の作家が満を持して挑む、初の時間SF長篇。

著者等紹介

小川一水[オガワイッスイ]
1975年岐阜県生まれ。1996年、集英社ジャンプノベル小説・ノンフィクション大賞受賞作『まずは一報ポプラパレスより』で長篇デビュー(河出智紀名義)。2003年発表の月面開発SF『第六大陸』(ハヤカワ文庫JA)が第35回星雲賞日本長編部門を受賞して以降、骨太な本格SFの書き手として期待が高まっている。また、2005年の短篇集『老ヴォールの惑星』(同)で「ベストSF2005」国内篇第1位を獲得、収録作の「漂った男」で第37回星雲賞日本短編部門を受賞した。宇宙作家クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ehirano1

165
「時間枝」、ある意味「If」を創り出す世界観がとても楽しかったという印象です。また、単なる「If」ではなく、史実へ繋がるファンタジックな仮説は、正しいとか正しくないとはどうでもよく、そんな考え方もあるのだなと読んでいてとても楽しいのでした。2024/03/20

いおむ

88
ひさびさにSFで純粋に面白い!と感じました最初手に取った時、薄いのでちょっと心配したが、ちょうど良い終わり方です。2011/12/02

dr2006

83
語彙力と読解力に挑戦的で重厚な質感のSF作品。26世紀の太陽系人類滅亡の危機を打開する為、時間を遡行できる能力を持つ時間戦略知性体が3世紀の日本へ送り込まれた。敵である増殖型戦闘機械群に先回りして根絶し、その後の歴史を書き換える為だ。書き換えによる存在のパラドクスさえも服従させる壮大な世界観、現在のこの世界までもがこの物語の一つの時間枝に組み込まれている様な錯覚をした。初読みの小川一水、他の作品も是非読みたい。とても良かった。2017/10/15

キャプテン

83
★★★★☆_<地球外侵略者vs.卑弥呼>、という突拍子もない設定を時間移動を軸に書き込められたハードSF。人類滅亡の時間軸から、人類史最終防衛時間ラインの邪馬台国が舞台というのがとても新鮮で良かった。卑弥呼と共闘するのが、滅亡時間軸から送り込まれたメッセンジャーなのだが、こいつがまた泣かせる背中してる。男は食わねど高楊枝な誇りを持ち、人類ではなく人類史という重すぎるものを背負っている。人類が得た多様性は、人類から一枚岩の強みを失わせてしまったのか。卑弥呼たちが辿り着く《希望》への道程の意味に胸が熱くなる。2016/10/17

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77
**古史古伝SF**西暦248年、不気味な物の怪に襲われた邪馬台国の女王・卑弥呼。その危機を救った"使いの王"は、聡明な彼女に2,300年後の真実を語った…。この時代こそが、人類破滅の未来を改編する最終防衛ラインであると……(紹介文・他より)――ナイス著者!人類の滅亡を掛けたタイムスリップ合戦というテーマは、映画『ターミネーター』でお馴染みです。しかしそれでも尚、読者をグイグイ引き込む筆腕はお見事の一言! ⇒続き2013/08/24

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